リストラを受けても残るべきか?迷ったら一読必須【一人で抱え込むのはNG】

この記事を読んでいる方の中には、リストラを受けて残るべきか残らないべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?

ネットや本で読んだり知人の話を聞いたりすると、「絶対に残るべき」という意見もあれば、「残るのは本当に辛いから止めた方がよい」という意見もあります。

はたまた「残るも残らないも地獄」というキャッチーなフレーズの記事もあったりするため、1人で調べている人にとっては混乱してしまいがちです。

参考:【辞めるも地獄、残るも地獄】「会社に残れるから大丈夫」は甘すぎる【これが現実】
参考:大リストラ時代の40代会社員――残るも地獄、辞めるも地獄: J-CAST 会社ウォッチ

既にリストラを受けて残るかどうか迷っている方はもちろん、今後自分が勤めている会社でリストラが起きた際に残るべきかどうか迷われている方にもわかりやすく解説していきます。

出るのも地獄?残るも地獄?まずはリストラの現状について正しく理解しよう

リストラで残るかどうか迷う中高年

©takasu/stock.adobe.com

リストラに関しては、まずスタンスを整えることが大事だと考えます。

リストラ=”絶望”と悲観的に意識しすぎることなく、一方で正しくリストラについて捉え老後の人生設計をどうデザインしていくかが重要になります。

そのためにまずは正しいマインドセットをしていくようにましょう。

何事も準備が大事

筆者は人材業界で働いてきましたので、その視点から話すとリストラに限らずキャリア全般において大事なのは何事も準備して行動することだと考えます。

仮に現在転職する意思がなくこの会社でずっと働こうと考えている人も、転職という選択肢を取れるように常に準備をすることが大事だといえます。

※中には転職準備をしなくてもヘッドハンティングされるような人もいますが、それは自分で会社を興すことができるくらいの人間で基本的には例外だと思っていたほうがよいです。

 

理由としては、例として挙げると現時点で会社に不満を持っていなかったが、突然の配置転換により“外れ上司”の下につくことになってしまったなんてことはよくあります。

仕事内容も職場の雰囲気もよく楽しかったサラリーマン生活が一変、上司が嫌すぎるから会社を辞めたいとなることはよくあります。
※上記のような場合、転職よりまず配属変更希望ができるならそちらを先にすることをおすすめします。

この状態で「もう無理!転職活動をしよう」とすると、ちゃんと準備をしてこなかったのでもちろん全然うまくいきません。

大体の人はうまくいかないと思った方がよいでしょう、自分は積み上げたものがあるから大丈夫と思っていると痛い目に合います。

 

また会社での生活が苦痛で既にメンタルがやられていて本来の実力を面接で適切に出すことができないといった場合が多いです。

このメンタルがやられていて転職が決まらないということは実は結構多いです。面接をしていても、頭がまわっていないのが明らかで、レスポンスが遅かったり理解力が落ちていたりするといったことがあります。

辛くなってから、メンタルがやられてから働きながら転職をするのは大変です。

 

他にも将来的に独立を考えていてスキルや経験の向上を日頃から行っている人で、独立にはまだ早いから一回転職を挟もうと考えている人の場合。

こちらは確かに独立するスキルは積み上げています。しかし独立するスキルが必ずしも、他の会社で役に立つスキルとは限りません。

例えば0→1の経験はあるものの、多くの企業で働く場合ほとんどは100→101のフェーズであったりオペレーションを忠実にまわしていくポジションが多く、そこのポジションだと若干能力不足で不適任ということもあり得ます。

 

このように転職を普段から選択肢の1つとして考えて準備をしていないと結構躓きます。

来たる転職に備えて、常に複数の選択肢を意識しながら準備することが肝要となります。

40代、50代は逃げ切ることはできないと考える

リストラを受けても残る40代50代のサラリーマン

©BBuilder/stock.adobe.com

結論としては40代、50代はリストラから逃げ切ることはできないと考えた方がよいでしょう。

現実を直視したくないため目を背けたくなる気持ちも痛いほどわかりますが、自分にも絶対起こるものと考えて準備するのがよいでしょう。

 

いやちょっと待って、リストラは仕事のできない人が対象じゃないの?自分には関係ないと思う人もいるでしょう。しかしその考えは改める必要があります。

自分のライバルとなるであろう優秀な人、過去の栄光があり安心している人、後ろ盾のない一匹狼の人もリストラ候補となり得ます。

経歴は優秀だけど、部内の秩序を乱すから困っている…この際リストラをきっかけに辞めてもらおうということもあります。

なかには一律に○○代以上と年代で判別するところもあったり、そもそも倒産になってしまったりしたらリストラ対象がどうのという話ではなくなります

 

またそもそも企業は人に依存することは決してありません。誰かがいなくなったらまわらなくなるというのはむしろ経営としては失格です。

あなたの代わりは必ずいます。厳しいかもしれませんがそう思って準備する方が得策でしょう。

リストラに関する本を読んだりして解像度をあげる

マインドセットが終わったところで、次は現状の把握に努めましょう。

 

まずリストラについてイメージが湧かない人は本を読むことをおすすめします。社内でリストラがされていない場合そもそもイメージすることは難しいでしょう。

また社内でリストラが頻繁に行われていてリストラを受けている人を見ている場合は多少イメージが湧くかもしれませんが、あくまでも1つの視点からしか見れないことが多いため本を読むことをおすすめします。

リストラ関連の本はAmazonなどで調べると色々あります(※節の最後におすすめの本をまとめて記載しておきます)。

またkindle Unlimitedに登録していれば無料で読める本もあるのでおすすめです。

活字が苦手な場合は、無料漫画のアプリでサラリーマン関連の漫画を読むのもありでしょう。リストラに特化したものはありませんが、最初の第一歩という意味ではありだと思います。

 

リストラに関する本を何冊か読む場合ポイントとなるのは、リストラ後に残る方法の本と、リストラを受けて辞めた後の本の両方を読むことがおすすめです。
余裕があれば辞めさせる側の企業・人事目線の本も読むと相手の意図がつかめるのでよりイメージが湧くと思います。

 

リストラに関するおすすめの本を今回は4冊紹介します。

◎大企業で働いている方はこちら

◎リストラの実態を解像度高くイメージしたい方はこちら

◎リストラで残る場合の本はこちら

◎リストラする側の意図を理解したい方はこちら。

いったん本を読んで全体像をイメージできたら、次は現状の把握~老後のお金について考えましょう。

老後の人生設計を踏まえて、最低ラインと理想を把握する

次はお金周りの把握です。お金に関しては大きくこの3つを把握しましょう。

  1. 現状の毎月の収入(給与以外も)
  2. 現状の毎月の支出(生活費やローンなど)
  3. 今後発生する支出

特に今後発生する支出が忘れがちなのでしっかり把握しておきましょう

子供の教育費や自分の介護費用や医療費はもちろん、中には親の介護費用がかかる場合もあります。

特にありがちなのは、父親が老齢厚生年金を、母親が老齢基礎年金を給付している状態で父親が亡くなった場合、年金額が母親のみの金額で急に下がることで介護費用が賄えなくなってしまうような例は多いです。

 

収入と支出でどれくらいかかるかを把握し、最低何円なら生活できるかといった最悪の場合も考慮しながらシュミレーションすることが重要です。

  • 家のローンが払えず売却する場合ならこれ位
  • 奥さんや夫が専業主婦・主夫で共働きにすればどれくらい世帯収入を確保できるか
  • 子供の教育費が奨学金だとどの位になるか

もちろん理想も大事ですが、最低この位は必要といった考えも大事にはなります。

残る場合、残らない場合どちらが向いているかを考える

リストラで残るかどうか比較する

©Andrey Popov/stock.adobe.com

巷では色々な情報が流れています。

ネットの記事の場合、閲覧数を増やすためにキャッチーなタイトルや話題をピックアップしがちです。

その内容が大多数に当てはまるものではないものの、一方で該当する人がいるのも事実です。

結局残る、残らない、どちらが正しいかは人によって異なるので、一概にどちらが正しいとは言えません。

そのため下記の3点を意識しておくことが大事になります。

  1. 全体像を把握して現状を理解した上で、どちらが向いているかを考えておく
  2. 身動きが取れなくなる無理はしない
  3. 固く見積もる。博打のような賭けはしない

1つずつ解説していきましょう。

全体像を把握して現状を理解した上で、どちらが向いているかを考えておく

残る場合と残らない場合を想定して、自分がどちらが向いているか、どちらが耐えられないかを考えておくことが重要です。

人によって残る場合と残らない場合で捉え方が異なるでしょう。

ある人は、年収が半分になるのと、毎日社内で後ろ指をさされながら嫌な思いをするのはどちらがよいかと捉えます。

仮に年収が半分近くになっても、ストレスのない生活の方がよいというなら退職するのもありだと考えます。

一方で退職して年収が減り家族関係がギクシャクするのと、平日の8時間オフィスで飄々と過ごしてやり過ごせばいいやと考えるのだと後者の方が我慢できる人もいるでしょう。

 

捉え方によって人それぞれです。これは人によって変わるので、自分で考えてみましょう。

身動きが取れなくなるまで無理をしない

人によっては家のローンや養育費があるから、絶対辞められないという方もいるでしょう。

リストラの際に一番辛い思いをするのはこういう人たちです

家のローンがあるから何が何でも辞めない!しがみつくんだという気持ちも痛いほどわかります。

ただ本当に我慢して我慢して無理をして、精神を病んでしまったとなるのは決してよくありません。

そこまで無理をせず、きついようであれば家の売却なども考えるようにしましょう。

売却することを後悔する必要はありません。当時の選択は当時の選択、今は今。思いつめる必要もないでしょう。

 

これからローンなどを検討している人はそもそも、身動きが取れなくなるほどのローンをすべきか慎重に検討しましょう。

固く見積もる。博打のような賭けはしない

悲観的になりすぎないことも大事ですが、一方で楽観的すぎる博打のような賭けをしない大外しをしないことも重要です。

たとえば”これで稼げる”といった情報商材、せどりで稼げるブログで稼げるといった内容を真に受けないことが重要です。

 

そもそもそのビジネスモデルで稼ぐのが実際は難しく、これで稼げるよと情報として売らないと厳しい場合もあれば、敷居が狭く一見簡単に稼げそうにみえて実は本当に稼げるようになるまでには覚えることや経験がかなり必要で習得に時間がかかるものが多い場合もあります。

※ちなみに個人的にはせどりは前者と後者、ブログやプログラミングは後者の印象です。

 

また確かに20代、30代ならプログラミングで稼ぐは可能かもしれないが、そもそも50歳を超えていて老眼でパソコン画面を見るのがしんどい、そもそもパソコンが苦手なのでこれからがんばりますという場合だと前提条件が異なります。

勢いで脱サラして後悔したということがないようにしましょう。

 

それでも挑戦しようと考える人は、自分でまずは小額でやってみて軌道に乗って問題なさそうであれば独立するであったり、最低限の安定した収入を確保してチャレンジをするといった“複業”をおすすめします。

基本的に情報商材は情報を購入したらゴールで、その後のフォローなどはほぼありません。

可能性を売る商材のため、成功する人もいれば失敗する人もいるので、保証もありません。チャレンジはありかもしれませんが、リソースを全投資だけは避けましょう。

まとめ

リストラ後のリスタート

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リストラで残るかどうか迷っている方向けに今回は解説しました。

要点としては下記の通りです。

ポイント
  • 転職の準備は常にしておく
    • そもそも会社が倒産して、リストラの対象がどうこうといった話ではなく強制的に転職活動をする必要もあるため
  • 本を読んで全体像のイメージと解像度をあげておく
  • 現在の収入と支出、今後発生する支出を把握し、理想と最低限必要な金額を把握する
  • いざという時に備えて、リストラを想定しておく
  • 無理はしない
  • 悲観的になりすぎる必要はないが、博打はしない

 

最後に、これからの時代何も考えずに頑張って会社で働いていれば安泰とは決して言えません。

少なくとも会社一筋はよくありません。百歩譲ってオーナー企業の株主位でしょう。

投資も分散が大事で、人生もある程度分散させることが大事だと考えます。

 

仕事が駄目でも家族の生活が幸せならそれはそれで幸せですし、趣味が充実しているならそれはそれで幸せです。

自分の幸せを会社100%にするのではなく分散させることで、仮にリストラにあったとしても他が支えになるでしょう。

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ヒトシア編集部

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