リストラ後に検討すべき転職先ランキング【10選】

リストラ後に検討すべき転職先ランキング【10選】

リストラを受けて次の転職先を探そうとしているものの、新卒で入った会社で何十年と働いてきたから、転職活動で何をすればよいかわからないという方も多いでしょう。

この記事では、リストラ後に転職する際に検討すべきおすすめの業界についてランキング形式で紹介していきます。

 

ランキングは上位から発表していきます。1位のものから順に見ていき、複数の選択肢を考えることをおすすめします。

上記の軸を元に判断しながら、それぞれ参考にしてみてください。

1位:リファラル採用

リファラル採用

©spyrakot/stock.adobe.com

1位はリファラル採用で入れるところになります。

リファラル採用という言葉を知らない人のために引用で記載したいと思います。

“リファラル採用”とは、応募要件に合う人を自社の社員に紹介してもらい、選考をおこなう採用です。

引用:これからはリファラル採用3.0の時代!人が人を呼ぶ仕組みと成功までの道筋とは? | | 人事部から企業成長を応援するメディアHR NOTE

一旦リファラル採用≒縁故採用と思ってもらえれば大丈夫です(正確には若干異なります)。

リストラ後に転職するか迷っている方は、まずは人脈を辿ってみることをおすすめします。

 

通常の転職活動の場合、履歴書職歴書を送り面接を行い内定を経て転職となりますが、そもそも面接と履歴書のみで判断するのは難しいです。

見ず知らずの初対面の人を、紙1枚と面接の時間だけで全てを判断することはできません。

 

面接がうまい人が必ずしも職場で活躍してくれるわけでもありません。頭の回転と喋りがたち面接だけがうまい人もいますし、仕事は堅実に行えるものの面接が不得意な方もいます。

 

また判断するのが難しいのは何も採用側に限ったことではありません。転職活動を行うあなたも企業の実態を全て知ることはできません。

そもそもその企業が良いか悪いかの判断は非常に難しいです。部署や上司、部下が違えば印象が180度異なることもしばしばです。

 

そもそも転職活動は不確実性のある部分が意外と多いことがおわかりかと思います。

こういったリスクを少しでも減らせるのが縁故採用です。今時の言葉ではリファラル採用ともいいます。

 

リファラル採用の場合このようなメリットが挙げられます。

  • 一緒に働く人が紹介してくれるため、社内や部署の雰囲気を事前に把握できることで転職後のミスマッチを減らしやすい
    ⇒人となりなどが事前にわかるのは重要です。リファラル採用の一番の魅力はここでしょう。
  • 紹介する人の立場によっては、非常に働きやすい
    ⇒部長や決裁権のある方の紹介で入る場合、社内でも働きやすい場合が多いです。
  • 通常時よりも入社しやすい(※もちろん必ずではない)。
    ⇒紹介者が転職希望者のスキルや素性の保証を担保しているため。特に40代50代以上の方にとってはメリットが大きいです。
  • 入社お祝い金がある場合がある
    ⇒紹介した人だけでなく、紹介された人もお金を貰える場合があります。お金を貰えるなんて怪しくない?と思う方もいらっしゃると思うので補足すると、元々採用費としてかける予定だったお金が浮いたことになるのでむしろ紹介金を渡してもお得なことが多いです。

多くの人はリストラにあったことを知人や友人に相談できません(その気持ちはわかります)。

ただ転職活動を続けていて、全然うまくいかず、たまたま知人と話したら転職先を紹介してくれたという話をよく耳にします。

年齢がものを言うのが人脈です。

まずはハローワークや人材紹介、求人サイト以外にも、リファラル採用という選択肢もあると認識してもらえれば幸いです。

2位:前職と同じ業界や職種

2位は前職と同じ業界になります。

やはりバックグラウンドのある業界や、慣れ親しんだ仕事内容は中高年の方にはおすすめです。

50代を迎えて全く前職と異なる環境は苦労します。誰しも慣れない環境は苦労します、問題なのは年を取ると一向に慣れない場合があることです。

 

例えばですが、仕事で今までパソコンを使ってことがなかった人がいきなり仕事で8時間使うことになったとします。

最初は若い人も目が慣れず苦労しますが、すぐ適応していきます。

しかしある程度の年齢をいった人の場合、一向に慣れないということも多いです。

 

もちろん普段の生活でPCを使っている人であれば問題ありません。

そのため今までの仕事やプライベートで全く経験したことがないようなものを選ぶのは注意が必要です。

そのため入れるのであれば、前職と同じ業界や職種へ転職活動をすることをおすすめします。

3位:オフィスワーク

オフィスワークをする中高年

©taka/stock.adobe.com

3位はオフィスワークです。

メリットとしてはやはり肉体的疲労が少ないことが挙げられます

空調の利いたオフィス、椅子に座って仕事をするため肉体的疲労が少ない、体力を消耗しないため仕事終わりの時間を有効活用できるといった点が魅力です。

元々前職がオフィスワークの方は是非次の仕事も狙いたいところではあります。

 

ただデメリットも多いです。

1つ目はオフィスワークはそもそも年代に関係なく人気があり倍率が高いことが挙げられます。

2つ目は倍率が高いことに付随しますが、そもそも未経験で0から入るのは難しい点が挙げられます。

 

3つ目は今後注意すべき点の話になりますが、RPAなどのテクノロジーの普及です。

これらのテクノロジーの普及により真っ先に代替される可能性が高いのもオフィスワークです。

今後確実に減っていく=リストラされていきます。現時点でリストラされている人は、一旦入るのはおすすめですが、それで安心することなく次の仕事をどうしていくべきかを入社後も考える必要があるでしょう。

RPAに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

参考:RPAって何?人手不足の解消を期待できる「仮想労働者」とは? | 人事部から企業成長を応援するメディアHR NOTE

最後に4つ目ですが、年をとると肉体労働よりも先に知能労働ができなくなる人の方が多い点です。

  • 目が見え辛い
  • 頭がまわらない
  • 考えるのに疲れてしまう

このような意見を聞くことが多く、むしろ考えずに体を動かす仕事の方がよっぽど楽という人もいらっしゃいます。自分の身体と相談してみましょう。

4位:営業職

シニア営業マン

©polkadot/stock.adobe.com

4位はビジネスの基本の営業職です。

メリット

ここでは3つご紹介します。

1つ目は比較的入社しやすい点です。

世の中の営業職の求人数の分母が大きく、また人の流動性も高いため、比較的入社しやすい点が特徴です。

 

2つ目は給与面の待遇が良い点です。

しっかりと営業成績を残せば、給与も申し分ないのがメリットとして挙げられます。

 

3つ目は人材としての市場価値が高い点です。

企業は売上を上げて、原価や販売管理費を引いた上で利益を生み出すことで成り立っています。

皆さんのお給料も売上があるからこそ人件費として支払われます。当たり前の話ですが、赤字続きですと人件費が支払えず倒産なんてこともあります。

ブランドのある企業であればインバウンドで売上をあげることができるため、いかに効率よく売上を出すかという視点からオペレーション能力が求められます。

しかし世の中のほとんどの企業はそういうわけにはいかず、アウトバウンド営業をして売上を立てていく必要があります

そういった売上をあげる力や泥臭い能力・経験は、企業にとって重宝されます

 

4つ目は意外と見落としがちですが、スキルの寿命が比較的ない点です。

プログラミングなどの技術職によっては、その技術はもう古いといったこともありますが、その分営業職はそういった寿命が比較的長いのが特徴です。

デメリット

数字目標がきつい、これに尽きます。

結局多くの営業に求められるのは数字をあげられるかといった点です。
※ルート営業やカスタマーサポートのような顧客を維持する仕事もありますが、需給バランスはアウトバウンドセールスと入社難易度は大きく変わってきます。

 

確かに営業職は敬遠されがちです。以下のような記事もあります。

参考:衝撃! 大学生の約9割が営業職を「やりたくない」と回答。理由は?

しかしこのような意見があることはむしろチャンスとも捉えられるでしょう。

 

営業職はどの職種よりも価値提供をしやすい職種だと考えられます。

営業職は2:6:2の法則が成り立つと考えます。

それぞれ、優秀な2割の黒字社員、そこそこ中間の6割の社員、売上を出せない2割の赤字社員にあたります。

超優秀な2割になれなかったとしても、売上をあげて黒字を出せる6割の人材であれば会社への価値を提供できていることになります。

 

対して、マーケティング職やエンジニア、管理部門などの技能職は1:9の法則になると考えます。

よほど付加価値を発揮できる人材でないと、外注などの業務委託、AIや人件費の安い海外のオフショア開発との価格競争にさらされ、寧ろ食べていくのがより厳しくなるでしょう。

 

確かに数字目標を追う営業職はきついですが、技能職は技能職で勉強し続ける競争ある日突然そのスキルが全く必要なくなったり代替されたりする別のきつさもあります

そう考えると営業職は食いっぱぐれのない職業だと言えます。

5位:介護職・福祉

ホームヘルパーが高齢者に訪問介護をしている

©japolia/stock.adobe.com

もしかすると意外に思われる方も多いのではないでしょうか。5位には介護職・福祉業界を挙げたいと思います。

 

介護が身近でない人の場合、介護の仕事は3Kというイメージがあったり、給与が低いなどネガティブな印象を抱く方が多いと思います。

しかし中高年の方にはむしろ介護職をおすすめしたいと考えます。

ご自身の老後や介護を考える上で予習になる

老後のお金や介護の悩みといった分野は知らないと非常に苦労しますが、知っていればある程度解決できる分野とも言えます。

知っていてもどうにもできないわけではないのが特徴です。

そのため、介護の仕事を通じて自分の親やご自身の老後や介護について予習できるのはかなりおすすめです。

長く働ける。60歳以降も見越して考えるならあり。

介護職の現場は60歳以降でも十分に働けるのもおすすめポイントの1つです。

2021年4月に高年齢者雇用安定法の改正で70歳までの就業機会が確保されます。

参考:高年齢者雇用安定法の改正~70歳までの就業機会確保~

しかし現状は、一旦60歳の段階で嘱託社員に切り替えという状況です。元々40代を境にポストはなくなっていくため、多くの方は給与が下がったりします。

 

その分介護職であれば60代以降も歓迎な職場が多いため、今のうちから長く働くのを見越して考えるなら良い選択と言えます。

不景気に強いのが特徴

介護保険という国の財源で成り立っているビジネスであるため、リストラや倒産する可能性が低いのが特徴です。

また仮に倒産があったとしても、他施設への転職はスムーズです。医療・介護・福祉の資格をとっておけば、食いっぱぐれがないのも魅力です。

テクノロジーに代替されない

多くのホワイトカラーの仕事と異なり、テクノロジーに代替されない点も魅力です。

また介護の現場でも最新の施設だと、現場ではテクノロジーを駆使されており、ヘルパーさんは人が介入すべき仕事によりフォーカスをすることができる体制が整っているところもあります。

ホワイトカラー特有のきつさがない

意外と言及されていませんが、ホワイトカラー特有のきつさがないのが特徴です。

  • 売上などの数字目標がない
    ⇒達成できないと精神的に追い詰められるといったことがない。
  • 面倒くさい人付き合いが比較的ない。
    ⇒関わりたくないのに業務上連携しないといけない折衝、社内政治などの面倒くさい人付き合いをせずにすむ。
    ※ただし女性の場合は、お局との人間関係は注意が必要。
  • 仕事とプライベートのワークライフバランスがとれている
    ⇒仕事終わりの部署の飲み会や、土日の接待ゴルフ、休日出勤、急な仕事の連絡といったものが比較的ないのが特徴。

意外と重要、家から近い勤務地で働ける場合が多い。

介護職の場合、満員電車に揺られながら出社するといった通勤の苦労がないのが特徴です。

老後は社会とのつながりが大事になります。家から近い勤務地で働き、職場で人とのふれあいを感じられるのも魅力です。

 

以上が介護職の魅力でした。介護職についてメリットを挙げる際に、やりがいを前面に押し出す人もいますがそれ”だけ”で働くのは難しいと考えます。

やりがいはもちろん大事ですが、自身のメリットに繋がるかどうかという点も同じくらい大事です。

そのため今回は自分にメリットがあるという点を重点的にお伝えしました。

自分にもメリットがあり、お客様にもメリットがあり、世の中にもメリットがある。win-win-winで後ろめたさのない仕事という面でもおすすめです。

 

まずは話を聞いてみたいという方は、介護求人パークに登録してみるとよいでしょう。

また女性の場合はまずは保育補助から働いていみるのもおすすめです。姉妹サイトのヒトシア保育で登録してみてください。

▼介護職の記事一覧はこちら

介護職は50代から未経験でもはじめられる?不安なポイントを解消します!

介護は資格なしでも働ける?無資格・未経験でもできる仕事内容を紹介

介護でやりがいを感じるときは?仕事内容や働くメリットを紹介!

 

ここまでは前半の上位5つでした。

リストラにあった方はまずは、この5つを中心に転職活動を進めてみてください。

スムーズにいった方はそれで良し。問題は全然転職活動がうまくいかない人です。

転職活動がうまくいっていない人は、視野を広げて業界を幅広く見ていく必要があります。

6位:タクシー運転手・ドライバー

タクシードライバー

タクシー運転手は中高年の転職先としてはハードルが低く、門戸の広い業種です。

50歳を超えて未経験のタクシー業界に足を踏み入れた方の記事が3本あるので是非ご覧ください。

未経験で思い切って飛び込んだ結果、かけがえのない人生最後のキャリア形成ができたと語る筆者。

一般の転職サイトではわからない、「本当のタクシーの世界」について、経験者の目線から解説されているため、ご覧頂ければ仕事内容に対する認識の解像度が上がると思います。

▼タクシー運転手・ドライバーの記事一覧はこちら

タクシー運転手の仕事内容や年収などを紹介【シニアにおすすめ!】

タクシー運転手に年齢制限はあるの?定年や勤続年数などを解説

タクシー運転手への転職は50代以降でも可能?転職経験者が解説!

7位:警備員

7位は安定している警備員の職業です。

昨今、機械警備を取り入れている企業はあるものの完全に機械化することは未だできておらず、やはり人が警備してくれているという安心感を求めるオーナーや会社の方々は多いです

警備会社は数多あり賃金もある程度安定している上、一番の魅力はやはり自分のライフスタイルにあった勤務体制を選べること

警備員は、自分の体力と相談して無理なく転職ができる職業だと言えるでしょう。

トータル12年間の警備業務経験者の筆者が実体験をもとにして紹介しているので、興味のある方はご覧ください。

▼警備員の記事はこちら

警備員への転職は難しい?50代以降で未経験でも失敗しないコツを紹介

8位:軽作業・製造・清掃

8位は工場勤務や清掃業務です。

頭が全然働かない、老眼でデスクワークがしんどいという方にはおすすめです。

【補足】おすすめの期間工。しかし中高年には×

若い人の場合、自動車工場の契約社員、通称期間工で稼いでリスタートを図る手もあります。

自動車工場の期間工は、入社基準で学歴や経験は必要なく年収400万円以上といったまずまずの収入を貰うことが可能です。

さらに大半のメーカーの場合無料で寮に住むことができるため、生活の中における一番大きな支出となる家賃を削ることができます

収入―支出=貯金の最大化ができますし、正社員登用もあるため頑張ってみる価値はあります。

しかし期間工は非常に体力を要するため、高齢だと働くのは非常に厳しいです。

働けて40代まででしょう。

9位:マンション管理人

9位はマンション管理人。

多くの管理会社で管理人不足が深刻化しているため、比較的入社難易度は低下しています。

50~60代の方が働きやすい職場を見つけるポイントとしては、「自宅から近い」「勤務時間に無理がない」「安すぎない給料」を基準に探すと良いでしょう。

気になる方は以下の記事をご覧ください。

▼マンション管理人の記事はこちら

マンション管理人の仕事はきついの?仕事内容や給与を徹底解説

10位:接客・サービス

最後は接客やサービス業です。

求人倍率が高いため入社しやすく、飲食業界などでは賄いもあるため、食費を浮かせられるのも魅力的です。

普段使用しているお店であれば、雰囲気も把握しやすいでしょう。

まとめ

今回はリストラ後に検討すべき転職先ランキングを10選紹介しました。

中高年の転職のコツは以下の通りです。

  • 老後を豊かに暮らす視点を持つ
  • 鶏口となるも牛後となるなかれ
  • 変化に苦労を感じる
  • 支出を把握して、どれくらい収入が必要かを考える。
  • 貴重な時間を使うのであればどうせなら今後の役に立つ仕事をしよう。
  • 何にストレスを感じるか、何にどうしても我慢できないかを把握する

この後に記載されている記事に詳しい内容が書いてあるため、是非読んでみてほしいです。

このリストラを機に、仕事以外にも目を向けるきっかけにするのもよいでしょう。辛いリストラ、せめて次のステップに活かしていきましょう。

▼リストラされた中高年の方が読んでおきたい記事はこちら

https://hitoshia.com/media/work/restructuring/middle-aged/

 

ヒトシアでは他にもリストラに関する記事を随時更新しています。是非チェックしてみてください。

参考:リストラに関する記事一覧|ヒトシア

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ヒトシア編集部

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