ドラッグストアのパートの仕事内容は?きつい点や求人の探し方も紹介

「ドラッグストアで働いてみたいけど、レジ以外にどんな仕事があるのか知りたい」「50代~60代の未経験でも働けるのかな?仕事を覚えられるかな?」とお悩みではありませんか?

結論から言うと、50代~60代の業界未経験者でも十分働けます!もちろんきつい作業もありますが、私が勤務しているドラッグストアでは、パートの約半数の方が40代後半~60代の方です。

本記事では、ドラッグストアに勤めて2年経った私が、実際の仕事内容やメリット・デメリット、働くうえでの大変さなど、正直にお伝えしていきたいと思います。

ドラッグストアの仕事内容とは?

レジ会計や接客の他にも、前出しや品出し、売り場づくりなど様々な仕事があります。ここではドラッグストアの仕事内容について詳しくご紹介していきます。

レジ会計

お客様が持ってきた商品をレジでスキャンし、会計を行います。重たい商品がカゴの下にくるように、頭の中で考えながら商品をスキャンするのがポイントです。

また、会計の際には、お客様が持ってきた商品の関連品をご案内することもあります。例えば、栄養ドリンクを持ってきたお客様に対して「もっと効き目が良くてお値段の安い栄養ドリンクがありますよ!」とお伝えして自社商品をすすめるなどです。

これは各ドラッグストアの方針によって異なりますが、私が勤めている店舗では必ずお客様に推売品を勧めるように指導されています。

品出し・前出し

品出しとは、バックヤードに保管されている商品を売り場に補充する作業のことです。商品によって品出しをするタイミングや量が異なるため、しっかり確認してから補充を行います。

例えば、日配(牛乳や豆腐などの冷蔵品)は常温品に比べて賞味期限が短いため、「売り場に出ている商品が〇列以下になったら補充する」など細かく決まっています。

また、前出しとは売り場の奥にある商品を手前に並べる作業のことです。

例えば棚からケチャップが2個売れていたとします。すると棚の手前に2個分の空白ができて、後ろにケチャップが並んでいますよね。その後ろに並んでいる商品を手前に並べて空白を埋めるのが前出しです。必ず賞味期限が近いものを手前に並べます。

商品発注

私が勤めているドラッグストアでは、商品発注は本社が自動で行います。自動発注の確認についても店長・副店長が対応するため、パート従業員が関与することはありません。お客様から大量注文(特注)を受けた場合は店舗で発注を行うこともありますが、これも社員が対応します。

ただし、他社のドラッグストアではパート従業員が発注を行う店舗もあるようです。

接客

一口に接客と言っても多岐にわたりますが、私はこれまでに下記のような接客を経験しました。

  • 売り場の案内
  • 推売品の紹介
  • 商品を悩んでいるお客様の応対

売り場の案内では、商品の場所を聞かれた際に売り場までご案内します。商品の場所を覚えていればそつなくこなせます。

推売品の紹介はレジ会計のときや売り場の案内、ちょっとした会話の際に「こちらも当店おすすめ商品なんですよ~」とご案内します。接客が苦手だとハードルが高く感じるかもしれません。

そして推売品の紹介と似ているのが、「これとこれってどっちが良いの?」といった商品を悩んでいるお客様への応対です。

例えば「足用ホッカイロと足が暖まる靴下ってどっちが良いのかしら?」といった日用品のことや、おすすめの食料品などを聞かれることも多々あります。

このようなときは分かる範囲で説明したり、フォローを呼んだり会社のパソコンで調べるなどして対応します。

登録販売者になると、仕事内容は変わる?

登録販売者になると医薬品の販売ができるようになるため、医薬品メインの接客が増えます。今まで行っていた作業(レジ会計や品出し、売り場作りなど)にプラスして医薬品の接客が増えるといった感じです。

登録販売者になったからと言って医薬品だけを販売するのではなく、日によって医薬品販売・接客がメインだったり通常業務がメインだったりします。

 

Q:薬の知識はなくても大丈夫?覚えることって多いの?

A:医薬品の販売は登録販売者が対応するので、薬の知識は必要ないです。ただし仕事は覚えることが多いです。レジの操作方法はもちろん、専門用語、品出しの方法やタイミング、推売品(自社商品)の特徴などを覚えないといけません。

中でも私が特に大変だと感じたのが、推売品の特徴を覚えることです。推売品は毎月店舗ごとに販売ノルマが決まっているため、パートでも商品の紹介ができるように指導されます。

例えば自社商品に青汁があるとすると、他社の青汁との成分の違い、使われている野菜の原産地、内容量や値段などを覚えないといけません。

ノートにメモをして大まかに覚える程度で大丈夫ですが、自社商品の数が多いと、それだけ覚える商品も多くなるので大変です。

 

ドラッグストアの待遇は?

ここではドラッグストアの待遇についてご紹介していきます。「働き方や給与が気になる」という方はぜひ参考にしてください。

給与は?

出勤日数や勤務時間にもよりますが、私の勤務しているドラッグストアの時給は890円~1,100円です。日曜日と祝日は時給が100円アップします。

毎月の手取りは約80,000円ほどです。夕方~夜にかけて時給がアップするので、「できるだけ給与が多いほうがいい」という方は夜の勤務が良いかもしれません。

また、登録販売者になると時給が100円アップします。たとえば時給890円の時間だと平日は990円、日祝は1,090円になります。

週何でどれくらいの時間働くの?

シフト制なので週ごとに勤務日報が違いますが、だいたい週4~5日が多いです。年末年始やお盆などの繁忙期は週6勤務になることもあります。

勤務時間は8時間もしくは5時間です。面接のときに希望を聞かれるので、自分のライフスタイルに合わせて選べました。私は5時間の短時間で働いています。希望休も毎月決まった日数入れられるので、予定を立てやすいです。

 

Q:髪色やネイル、服装などはどこまで自由?

私の勤務しているドラッグストアは厳しいです。具体的には次のような規則があります。

  • 髪色:派手な色は不可。女性は髪の毛が肩についたら結ぶ、男性はもみあげが耳にかかったら切る。
  • ネイル:明るい色やストーンなどの装飾は不可。
  • 服装:制服の下に着る洋服はシンプルなトップスのみ。柄物や奇抜な色(例えば赤や黄色、ボーダーなど)は不可。

 

50代や60代でドラッグストアのバイトをするのは楽?きつい?

最後に50代や60代でドラッグストアのバイトで働くにあたって、楽なところときついところをそれぞれご紹介していきます。

楽なところ

シフト・勤務時間の融通が利く点と、未経験でも仕事を覚えやすい点です。パートだと毎月決まった日数の希望休が出せますし、アルバイトの場合は月の半分以下しかシフトが入らないため、家庭とも両立しやすいです。

次に未経験でも仕事を覚えやすい点ですが、ドラッグストアの仕事内容は毎日ほぼ一緒です。たまに品出しのタイミングやお客様対応などが変更になることはありますが、基本的な部分は変わりません。そのため、一度覚えてしまえばスラスラこなせます。

最初は大変に感じるかもしれませんが、50代~60代の未経験者でも1か月あればほとんど覚えられます。

きついところ

なんといっても肩や足腰に負担がかかるところです。レジ会計や品出し、売り場作り、どれをとってもどうしても身体に負担がかかります。

例えば、レジ会計は勤務時間中ずっとレジに立ったまま、ひたすら商品をスキャンしていきます。ずっと下を向いて作業するので肩が凝りますし、足腰が重く感じます。また、品出しは下記のような重たい荷物を10回、20回と運ぶこともあります。中腰で作業するので、腰がとても痛くなります。

  • 2リットル×6本入りのペットボトル
  • 10キロのお米
  • ビールの6缶パックが4つ入った段ボール

 

Q:ドラッグストアの仕事を始めたときに苦労したことは?

A:専門用語を覚えることに苦労しました。新規オープンのドラッグストアに採用されたのですが、研修は近くの店舗でレジ会計のみ。専門用語やレジ以外の業務は「新しい店舗で随時覚えていってください」と言われました。しかし、いざオープンすると普段の3~4倍のお客様が来店し、教えてもらう時間もなく。

店長から「表エンドの〇〇を補充してください!」「定番の〇〇が欠品しているので…」「1ラインを切ったら補充して」と言われても「表エンドって何?」「定番ってどこ?!」「ライン?!」といった感じで、専門用語が全く理解できませんでした。

その後、徐々に教えてもらって今では分かるようになりましたが、最初は本当に大変だったのを覚えています。

 

どんなシニアにおすすめ?

ドラッグストアは下記に該当するシニアにおすすめです。

  • 足腰に自信があって、体力がある
  • 接客が好き

ドラッグストアの仕事は意外と重労働なので、体力がないと厳しいです。足腰が弱い人だとすぐに身体を傷めてしまいます。

また、推売品の紹介なども行うため、接客が好きな人でないとストレスを感じるかもしれません。商品をすすめても9割以上は断られるので、「断られるのが当たり前」と割り切って仕事ができる人が向いていると思います。

 

Q:仕事を探す時に注意した方がいいことは?

A:仕事を探すときは業務内容をしっかり確認してください。なぜかというと、求人によっては【レジ専任】【品出しのみ】など業務内容が限定されているものがあるからです。

「品出しやレジ会計など色々な業務をしたい」という方は【品出しや接客、レジ会計などドラッグストア業務全般】といった内容が記載されている求人に応募するのがおすすめです。

また、面接の際には希望休が出せるのかどうか、毎月の出勤日数はどのくらいかを確認しておくと良いと思います。

 

まとめ

いかがでしたか?今回は、ドラッグストアの仕事内容や待遇、楽なところやきついところについてご紹介してきました。覚えることはたくさんありますが、難しい作業ではないので50~60代の方でも十分働けます!

足腰に負担がかかる仕事なので、体力に自信のある方、そして接客が好きな方におすすめです。50代から登録販売者の資格取得にチャレンジする人もたくさんいますので、ぜひこの機会にドラッグストアでの勤務を検討してみてください。

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