コンビニのパートは50代以降でもできる?大変なことや楽しさも紹介

僕は現在とあるコンビニ(セブンイレブン)でシフトリーダーをしており、働きはじめて3年になります。今では大分慣れましたが、最初は色々と失敗しつつ、楽しいことやきつかったこともたくさん経験しました。

ここでは僕の経験をもとに、コンビニ仕事の大変さや楽しさ、仕事の内容などについて書いていきたいと思います。うちのコンビニは地区の優秀店を獲得したことがあり、結構忙しいのですが、70代の女性も働いており活気があっていいお店ですよ!

コンビニにはどんな仕事があるの?

コンビニはいわゆる「接客業」というくくりになります。お客さんが入ってきたら大きな声で「いらっしゃいませ!」と言うので「声も使う」し、仕事内容や商品の種類もたくさんあるので「頭も使う」し、立ちっぱなしなので多少「体力も使う」、本当にいろんな能力を使って働いていくイメージですね。具体的な業務については、次のようになります。

レジ打ち

お客様が商品をレジに持ってくるので、それをバーコードで1つ1つ打ち込んでお支払いをしてもらいます。「コーヒー」や「揚げ物」「切手やはがき類」などレジにメニューがあるものは、レジのタッチパネルを操作して選びます。

商品を登録したらお客様にお金を払って頂くのですが、お客様によっては現金の他にnanacoなどの電子マネーやpaypayなどのバーコード決済、クレジットカードやquoカードなどを選ばないといけません。最初はここを覚えていくのが大変ですが、一度覚えればあとは年配の方でもスラスラとこなしていますよ。

また最近はセルフレジも増えており、こちらがやる手間は徐々に少なくなっている印象です。初心者の頃は先輩が常に横についていてもらえるので、分からなかったらすぐに助けてもらえます。

フライヤー・調理

コンビニでよくある「からあげ」や「ウインナー」など揚げ物の調理を行います。揚げ物は専用の調理器を使って行います。といっても、スタッフがやることは、「冷凍の揚げ物を調理器の中に入れる」「その揚げ物のボタンを押す」だけです。あとは自動的に油の中につかり、3分ほどで揚がります。

揚げ物によっては、先に電子レンジで温めたり、浮いてこないように抑え網を使うものもあります。他とは違う対応が必要な揚げ物は大体お店に指示書やメモなどが置いてあるので、それに従って作業すれば大丈夫です!

フェイスアップ

フェイスアップとは、お店の商品をきれいに並べて整えることです。お客様が買い物すると、商品がどうしてもバラバラになったり、見栄えが悪くなってしまいます。

そのため、こまめにレジから出て、商品をきれいに並べる作業が必要ですね。地味ですが見栄えがいい方がお店の印象や売上が上がりやすいなどのデータもあり、意外と重要な仕事です。

とはいえ、レジにお客様が来たら、お待たせしないようにすぐレジに行かなくてはいけません。コンビニ作業は、思いのほかバタバタ動くことが多いです。

品出し

コンビニには決まった時間になるとお弁当やおにぎりが搬入されてきます。搬入された商品を「SC」と呼ばれるバーコード機で数をチェックしたあと、店頭に並べていきます。

おにぎりやお弁当は20℃以下の棚に並べ、冷蔵のサラダやデザートは10℃以下の場所に並べていきます。最初は場所がわからないかもしれませんが、だいたいは同じものの後ろに並べたり、わからなければ先輩に聞いていけば大丈夫です。

注意点としては、夢中で並べていると後ろにいるお客さんの邪魔になっていたりすることですね。コンビニは常にお客さんの動向を見ている必要があるので、「広い視野を持つ」ことがとても大事です!

店内や器具の清掃

コンビニはきれいなお店・清潔感がとても大事です。そのため毎日清掃の時間をとったり、汚れている場所はこまめに掃除することが大切です。といっても最初は床をほうきではいたり、モップで水拭きを行ったり、これだけで大丈夫。

時間帯によってはコーヒーマシンやフライヤー機器の清掃など少し難しいものもありますが、教わりながら一度やってしまえばすぐに覚えられます。うちのお店でも70代の女性がフライヤー機器を洗っていますが、しっかりとこなしてくれていますよ。

ゴミ捨て

コンビニにあるゴミ箱は本当にすぐに溜まります。ゴミが溜まったらビニール袋にまとめて、裏の倉庫に持っていく必要があります。分別は燃えるゴミ、ペットボトル、缶、ビンですね。

ゴミは店内のゴミ箱以外にも、レジ下のレシートなどを捨てるゴミ箱、事務所のゴミ箱、フライヤーや期限切れの弁当を捨てるゴミ箱、コーヒーマシンのコーヒーカスを捨てるゴミ箱など、実はたくさんあります。お客様の目に触れる場所は、特に早めに処理していく必要がありますね。

商品の発注

慣れてきたら商品の発注を任されることがあります。だいたいですが3ヶ月~半年くらい勤務したら任されることが多いようです。発注で行うのは主に担当するジャンルの品物の数を管理していくことです。

例えばお酒の発注を担当したら、アサヒスーパードライ350mlは在庫が10個以上になるように設定、のどごし生の350mlは15個以上になるように設定…など。難しく聞こえるかもしれないですが、一度数さえ設定してしまえば、あとはボタン一つ押すだけで完了します。

また、毎週新商品が出てくるので、それを仕入れるかどうかも自分で決めることが出来ます。売り場を自分好みに設定したりすることも出来るので、慣れてくると楽しいですよ!

郵送や各種支払い・発券などのサービス受付

コンビニでは宅急便の受付やインターネットサービスの支払い、テレホンカードやギフトカードも販売しているので、それらのやり方も覚えていく必要があります。この業務は、最初は難しいので、先輩に何度か教わりながらやることになるでしょう。ただ基本的には、「レジ画面にどうすればいいかの指示」が出てくるので、それに従ってやればOKです!

もし不安ならメモを取って時間のある時に復習などすれば大丈夫。この業務は若い人でも結構つまづくので、先輩スタッフに遠慮なく聞いて大丈夫です。

50代60代や主婦でもコンビニのパートは続けられる?

「50代60代でこういう業種は全く経験がないけど、ちゃんとやっていけるんだろうか……」と不安な方もいると思います。これは僕から言わせてもらうと「しっかりと真面目にやれば全然大丈夫」です。

僕の働いているコンビニでは、5年以上勤務している70代の女性、50代の女性や、現在入って1年ほどになる60代の男性スタッフがいます。最初は覚えることが多くて、苦労されていた印象でした。

しかし慣れてくるとほとんど自分で作業をこなしていかれますし、今ではすごく楽しそうに働かれています。みんな普通の人で、中には多少脳の障がいを持った方もいらっしゃいます。

これまで色々な人を見ていて思うのは、年齢よりも「人間性」や「他人に対するサービス精神」の方がはるかに重要かなということです。20代でも覚えが悪くてクレームをもらう人間や、周りとの関係が気まずくなってやめていく人がいます。一方で50代60代でも周囲との関係が良好で楽しく働いている人もいます。

コンビニ仕事は一度覚えてしまえば、あとは繰り返しです。最初はしんどいですが、その後は他人への思いやりやコミュニケーション力が高い方が有利になってきます。

その点で人生経験は大きな武器になるので、やる気のある50代60代の方には是非来てもらいたいですね。年齢よりも「その人自身」の方が重要かと思います。

また、うちのコンビニの主戦力は40代~50代の主婦の方です。イラストが得意だったり営業が得意だったり、自分の持ち味を活かされていますよ。

コンビニの時給は?

コンビニの時給ですがお店やオーナーの方針によって多少変わってきます。僕が働く田舎のセブンイレブンだと最低賃金低めですが以下になっています。

  • 6時~9時:830円
  • 9時~16時:810円
  • 16時~22時:830円
  • 22時~6時:1010円

これに加えて発注する人にはプラス30円の加給、また能力に応じての加給などが加算されます。季節もののうなぎ弁当や恵方巻きを販売した人には、販売額の5%がその月の給料にプラスされるようになっています。時給の高い深夜帯で働いて、月15万以上稼ぐ人もいますよ。

 

Q:コンビニはシフトの自由がききやすいって本当?

コンビニのシフトは自由が効きやすいですよ。うちの店はスタッフ間で自由にシフトを交代して良いことになっています。交代を頼めれば、1週間丸々休むのもOKです。基本的にシフト人数が合っていて、お店がしっかりと回ればいいというスタンスですね。

Q:服装や髪型、ネイルはどこまで自由?

うちのコンビニの服装は、上が制服で下が黒のパンツということになっていますが、ジーンズや茶系のパンツをはいていても特に問題はありません。

髪型も比較的自由で、男性は短髪で伸びすぎていなければOK、女子は長いと後ろで縛るという決まりがありますが、髪の色は自由です。ただ手元をよく見られる仕事なので、ネイルだけは基本的にNGですね。

 

コンビニの楽しいところは?

「コンビニって忙しいイメージだけど、楽しいことってあるんだろうか?」と考える人もいると思います。もちろん楽しいことはありますよ!ここではコンビニで働いていて楽しい部分について解説していきます。

誰かの役に立っている!という充実感

お客さんに面と向かって「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」と言うのは、とても気持ちがいいものです。「誰かの役に立っている」「誰かを笑顔にしている」そんな気持ちを味わうことが出来ます。自分がお店に入って「いらっしゃいませ!」と言ってもらえると、なんだか嬉しいですよね。

また店内で大きな声を出すのは、軽いストレス解消にもなります。

スタッフとのチームワーク

コンビニではだいたい2人~4人くらいで働くことになります。忙しい時はお客さんをさばきながら、品出しをしたり、フライヤーが無くなると揚げたりしなければならないのですが、それをチームワークでテキパキと乗り越えていくのが楽しいです。ここで自分勝手な行動をしたり、お客さんを無視したりする人がいると雰囲気が悪くなるのですが…上手にチームワークが出来ると、スポーツしているようで楽しいですよ。

いろんなスタッフとの出会いがある

コンビニは色々な人が働きに来ます。会社だと同じような学校を卒業して同じような成績の人ばかりだと思いますが、コンビニでは全く異なります。

学生、主婦、フリーランス、性別も学歴もみんなバラバラです。ディズニーランドで働いていた人や、ずっとニートだった人、プロボクサーとして頑張る人もいました。色々な人と出会えるのも刺激になり楽しみの一つです。

コンビニのパートのきついところ

もちろんコンビニパートは仕事なので楽しい事ばかりではありません。時にはしんどい時や嫌になることももちろんあります。ここではコンビニ仕事のきついところについて解説していきたいと思います。

嫌なスタッフと一緒の時

コンビニは2人~4人で働くことが多いのですが、時には嫌なスタッフとあたってしまうこともあります。「誰かの愚痴ばかり言ってくる」「お客さんがいるのにレジに入らない」「おしゃべりばかりで仕事が進まない」などなど。

コンビニは人数が少ない分、嫌な人と同じ勤務になってしまうときつさとつらさが倍増してしまいます。逆に一緒に働く人がいい人だと、楽しさも倍増しますよ。

嫌なお客さんに絡まれた時

コンビニには時々嫌なお客さんもいらっしゃいます。「イチャモンを付けてくる人」「すぐ怒鳴る人」「酔っぱらい」などですね。時には理不尽なことをされたりもしますが、お客さんなのでぐっと我慢します。それでもやっぱりストレスにはなりますよね。

このようなお客さんは僕の体感的には1%いるかいないかですが、当たってしまったら運が悪かったと思って諦めましょう。嫌なお客さんはスタッフの間で話のネタになったりします。

忙しいピークの時間帯

ピークの時間帯は特に忙しくなりがちです。出勤する人の多い朝7時頃、お昼ごはんを買いに来る昼12時頃、帰宅する人の増える夜6時前後はお客さんがたくさん並びます。

レジで色々なものを注文され、それが連続できたりするとさすがにしんどくなってきます。たくさんのお客さんを正確にさばいていくのは、なかなか神経を使います。

 

Q:バイトを始めたときに苦労したことは?

特にタバコを覚えるのは大変でしたね。コンビニでは200種類以上あるタバコの名前と場所を覚える必要があります。タバコの場所を覚えるのは、最初にみんな苦労します。新商品が入ると全体の場所も変わったりするので、経験者でも迷うことがあります。

 

コンビニでのパートはこんな人におすすめ!

コンビニパートはこんな人が特に向いていると思います!

  • 明るくて元気がある人
  • 人と接するのが好きな人
  • 頭を使うのが得意な人

コンビニは接客業なので、明るい人や人と接するのが得意な人はもちろんおすすめです。あとは意外と色々な事を考えて働くので、頭を使うのが得意な人も向いていると思いますね。

「自分はおとなしいし、引っ込み思案な性格だからコンビニは向いてないかな……」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、寡黙だけれど仕事が正確でみんなから頼られるリーダーもいるので、「やってみたら意外と向いていた!」ということもあるかも。

向き不向きをきにするよりも、興味があれば一度挑戦してみてはいかかでしょうか?

自分にあった店舗の探し方

コンビニはたくさんの店舗がありますが、どのお店で働くかは悩みどころだと思います。ここでは自分に合ったお店選びのポイントについて解説していきます。

スタッフや店の雰囲気をチェックする

コンビニの仕事が楽しくなるかどうかは、一緒に働くスタッフが合うかどうかにかかるといっても過言ではありません。うちのベテラン主婦の方も、入る前は店の雰囲気やスタッフをしっかりチェックしていたそうです。

変なスタッフがいないか、雰囲気はいいか、店長やオーナーはどのような人か、自分と合いそうな人がいるかなど、求人に応募する前にお店に入ってしっかりとチェックすることをおすすめします。

家からの距離を考える

家からはもちろん近いほうが通いやすいので、近くを選んだほうがいいと思います。知り合いと会える機会も増えますしね。中には知り合いに会うのが恥ずかしいので、少し離れた場所を選ぶ人もいます。

店舗の立地を考える

学校やオフィス街の近くだと、かなり忙しくなる恐れがあります。あまり忙しすぎるとストレスや人間関係の悪化にもつながるので、少し離れた場所を選ぶのがいいかもしれません。いつもお客さんがいっぱいという場所は避けるなど、店舗の場所についても注意して見ておいたほうがいいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。自分にコンビニの仕事が出来るかどうかは、結局やってみないとわかりません。

しかし、50代、60代でも楽しそうに働いている方はたくさんいらっしゃいますし、年齢はそこまで関係ないというのが個人的な意見です。もし少しでも興味があったり、やってみたいと思うのであれば是非働いてみてはいかがでしょうか。

失敗もたくさんあると思いますが、色々な人との出会いがあり、いい人生経験が出来ると思いますよ。

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