市町村が無料配布するエンディングノート【PDF・Wordダウンロード】

各市町村など自治体で、エンディングノートを配布していることはご存知でしょうか。

地域の高齢化が進む日本では、各自治体が終活を支援するさまざまなサービスを展開しています。

今回は、市町村が配布するエンディングノートについて解説していきます。

各自治体が用意している実際のエンディングノートもご紹介していくので、ぜひ、参考にしてみてください。

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市町村のエンディングノートの特徴

近年の終活ブームを背景に、エンディングノートの作成を検討されている方も多いのではないでしょうか。

エンディングノートを無料で配布する市町村も増えてきており、エンディングノートは手軽に入手できるようになってきました。

そこで、各市町村にて無料で入手できるエンディングノートの特徴についてご紹介していきます。

これからエンディングノートを作成しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

市販のエンディングノートよりページ数が少ない

市町村で配布されているエンディングノートは、市販されているエンディングノートよりも比較的ページ数が少ないのが特徴的です。

市販されているエンディングノートは、それぞれが他のエンディングノートとの差別化を図る意味でも色々な項目が記載できるようになっているため、その分項目が多くなっていることが多いです。

どの項目が必要なのかは作成する人の好みによって判断することになりますが、エンディングノートの本来の目的からは不要な項目である可能性もあります。

一方で市区町村で配布されているエンディングノートは、最低限シンプルな項目のみになっている場合が多いです。

そのため、エンディングノートとして最低限の目的を果たすのであれば、市町村が配布している無料のエンディングノートで十分ともいえるでしょう。

たくさんの項目を書ききる自信がない方にもおすすめです。

あなたにおすすめのエンディングノートは?入手方法も紹介【終活のプロが解説】

自治体ならではの情報が載っている

自治体が発行しているエンディングノートには介護の項目には自治体の地域包括支援センターの情報、医療の項目には公立病院の情報など、実際に困った時にすぐ相談できる場所の情報が載っているものもあります。

もしそのように項目によって細かい相談先が書いてない場合でも、自治体の相談窓口の情報などが書いてあるものが多いです。

このようにエンディングノートを書いている途中で不安になったことについても、すぐどこに相談すればいいかがわかるのは自治体のエンディングノートならではですね。

市町村が配布するエンディングノートの入手方法

次に、市町村が配布しているエンディングノートについて解説していきます。

市町村で配布されているエンディングノートの入手方法としては次の2通りがあります。

・役所の窓口でもらう

・PCからダウンロードする

以下でそれぞれについて詳しく確認していきます。

自治体の窓口でもらう

市役所などの窓口でエンディングノートを配布している自治体が多いようです。

実際どこにエンディングノートをもらいにいけばいいか分からないときはお住まいの市町村の福祉課などに問い合わせてみると、詳細な内容を教えてくれます。

窓口での配布には「その市町村にお住いの方限定」「高齢者限定」など、条件を付けている自治体もありますので注意が必要です。

また、数量限定の場合もありますので、市町村の役所で受け取りたい場合には、条件なども含めて事前に確認すると良いかもしれません。

PCからダウンロードする

最近では、PCからダウンロードできるように各種のデータで用意している自治体もあります。

このデータは市区町村のホームページからダウンロードすることができますので、「お住まいの市区町村名 エンディングノート」と検索してみるのがよいでしょう。

用意されている主なデータには「PDFタイプ」のものがほとんどですが、WordやExcelなどファイルを保存すればデータに直接入力できるものを用意している自治体もあるようです。

どのようなデータで用意されているかは、各自治体のホームページなどで確認できますので、調べてみると良いでしょう。

なお、いずれのタイプも、窓口での配布タイプとは異なり誰でもダウンロードすることが可能となっています。

それでは以下で誰でもダウンロードできる市町村のエンディングノートをご紹介していきます。

印刷するタイプの市町村のエンディングノート【PDF】

多くの自治体で用意されているタイプがPDFデータのタイプです。

PDFは、印刷したイメージをそのまま変換したデータなので、PC上での直接入力などは基本的にはできません。

自宅のプリンタなどで印刷をし、印刷した用紙に手書きすることとなります。

PCの画面に表示されたデータがそのまま紙に印刷できるので、自分で印刷サイズを編集したりする手間がかかりません。

エンディングノートを手書きで書いていきたい方にオススメです。

以下で、PDFで用意している自治体のエンディングノートをご紹介していますので参考にしてみてください。

埼玉県越谷市のエンディングノート

こちらは埼玉県越谷市の社会福祉協議会が用意しているもので、全体的な印象として、シンプルでわかりやすいのに、必要な情報は網羅されている点が特徴です。

携帯電話に関する記載欄では、契約している会社や名義人の名前を記載する欄が設けられています。

また、WEBサイトやSNSのアカウント・パスワードの記載欄も設けられているので、デジタルの契約の管理もできる点はありがたい項目ですね。

以下のホームページからダウンロードすることができますので、ご参照ください。

社会福祉法人 越谷市社会福祉協議会

神奈川県厚木市のエンディングノート

こちらは神奈川県厚木市の介護福祉課高齢者支援係にて配布されているエンディングノートです。

最低限伝えるべき項目が、チェック欄や箇条書きで完結できるデザインになっているので、文章を作るのが苦手な方でも作りやすいデザインになっています。

また、お気に入りの写真や遺影に使って欲しい写真を貼る欄があるのは、故人の意思を反映した遺影が用意できるので嬉しい項目ですね。

以下のホームページからダウンロードして見られるので、ご参照ください。

神奈川県厚木市 介護福祉課高齢者支援係

栃木県足利市のエンディングノート

最後に、栃木県足利市が用意しているエンディングノートをご紹介していきます。

こちらはシンプルなデザインで初心者向けという印象です。

最低限記載すべき内容は網羅されているので、エンディングノートを気軽に作成できるお手軽なボリューム感ですね。

足利市に住んでいる方は、相続や遺言に関することや全般的な高齢者の相談窓口など、問い合わせる先が記載されているため困ったらすぐに問い合わせて相談することができます。

もちろん足利市以外の方もダウンロード可能です。

以下のHPからダウンロードできますので、参考にしてみてください。

栃木県足利市HP

PCで入力するタイプの市町村のエンディングノート【EXCEL・Word】

こちらは主にWordやExcelの形式で用意されているものが多いです。

WordやExcel形式で用意されているので、ダウンロードしたデータにPC上で直接入力することができます。

PC上で直接入力したり削除したりできるので、編集しながらエンディングノートを作っていけます。

仮に入力を間違えても、最初から書き直したり、作り直したりする必要がないのがメリットといえるでしょう。

PCにある程度慣れている方で、PC上で編集しながら作っていきたい方、PC上で管理していきたい方にはオススメのタイプです。

PCで入力するタイプの具体的なエンディングノートについてもご紹介していきますので、参考にしてみてください。

京都府長岡京市のエンディングノート

京都府長岡京市のエンディングノートは、項目ごとに細かく分けてダウンロードできる点が大きな特徴です。

必要な項目は一通り網羅されているため、自分が必要な項目だけをダウンロードしてエンディングノートを作ることも可能ですね。

また、これからやってみたいこと一覧なども用意されているため、これからの人生をどう生きるのか、生き方にスポットを当てた項目が用意されていることも特徴といえます。

PDF版も用意されているので、手書きで作成したい方でも使えるエンディングノートとなっています。

以下のホームページからダウンロードできますのでご参照ください。

京都府長岡京市HP

神奈川県茅ヶ崎市のエンディングノート

神奈川県茅ヶ崎市のエンディングノートは、白黒版とカラー版が用意されていることが大きな特徴です。

記載する項目は同じですが、カラー版と白黒版では印象が大きく異なります。どちらを選択するかは完全に好みです。

記入例も一緒にダウンロードできるようになっているので、記入方法が分からない項目があっても安心です。

以下のホームページでカラー版と白黒版を実際に比較し、お好きな方を選んで利用してみてください。

「神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎HP」

京都府京都市朱雀地域包括センターのエンディングノート

京都府京都市朱雀地域包括センターのエンディングノートは、ペットについて記載する項目が設けられています。

近年では、ペットと一緒に暮らしている高齢者の方が増えていますので、何かあった場合に、一緒に暮らしているペットをどうするかも大きな問題となります。

ペットも家族の一員なので、飼い主にもしものことがあった場合の対応が記載されているとその後の対応も安心ですね。

ペットを飼われていらっしゃる方は、以下のホームページから参照してみてください。

京都府京都市朱雀地域包括センターHP

エンディングノートを書くときのポイント

エンディングノートを書くときのポイントをご紹介していきます。

しっかりとポイントを押さえておけば、エンディングノートはそれほど難しくはありません。

今回ご紹介しているポイントを最低限押さえておき、まずはエンディングノートを書いてみるという一歩が重要になります。

最初から全部埋めようとしない

エンディングノートには、身の回りのことや資産についてなど記載すべきいくつかの項目がありますが、最初から全てを埋めようとする必要はありません。

まずは、書きやすいところから書いていくようにします。

自分に関する情報(本籍地やマイナンバーなど)や家族の情報の一覧、友人の情報の一覧などは比較的書きやすい項目ではないでしょうか。

まずは、考える必要のない項目から埋めていき、徐々に全体が埋まっていくイメージで書き始めてみてください。

好きなところから自由に書き始める

埋めやすいところから書く以外に、好きなところから書いていくというのもポイントです。

エンディングノートの書き方に決まりはありませんので、どのような場所から記載し始めても問題ありません。

最終的に、自分の死後のことをしっかり整理して伝えることがエンディングノートの目的です。

好きなところから、しっかりと整理しつつ書いていくことを心がけてみてください。

好きなところから自由に書き始めて、あなただけのエンディングノートを作ってみてくださいね。

まずは今の気持ちを書いてみる

何を書いて良いか迷ってしまった場合は、今の気持ちを書いてみるのも一つの書き方です。

それぞれの項目について、自分は今どういう考えなのか、どういう風にしていってもらいたいのか、細かい内容などは抜きにして感情を書いてみるのも良いでしょう。

現在では、上述したようにWordなどで作成できるものもあるので、編集しながら作っていくことも可能です。

一旦どういう気持ちなのか記載し、あとから整理していくという方法で気軽に作成してみてください。

エンディングノートの書き方 | 書く内容とポイント【はじめての終活】

まとめ

エンディングノートは記載されている内容も大事ですが、それ以上に書き始めることが非常に重要です。

最近では、市町村の役所などでも終活を支援している自治体がたくさんあります。

手書きのエンディングノートも良いですが、PCを使うと、よりエンディングノートも作成しやすいでしょう。

今回の記事を参考に、市町村のエンディングノートなどを活用してエンディングノートを書き始めてみませんか。

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ヒトシア編集部:舩越 結

ヒトシア編集部:舩越 結ヒトシア編集部:舩越 結

資格:終活ガイド
介護福祉士の母と兄を持つWEBマーケター。「ヒトシア」を通じて老後を人生で一番楽しい時間にするためのお手伝いをします。気になることがあればお気軽にお問い合わせください。

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