遺影はいつまで飾る?置く場所は?遺影を飾る一般的な期間は四十九日まで

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通夜や葬儀で祭壇に飾る遺影。葬儀が終わればその遺影は自宅に持ち帰ることになります。

しかし葬儀で使う遺影は自宅に飾っておくにはサイズが大きく、葬儀が終わった後はいつまで飾っておくものなのか悩むこともあるのではないでしょうか。

この記事では、遺影はいつまで飾っておけば良いものなのか、飾るのをやめたい場合にはどうすればよいのかなどについてご紹介していきます。

遺影を飾る意味

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遺影は葬儀でも使用しますが、仏具というわけではありません。

ではなぜ遺影を飾るのでしょうか。

実は遺影は、もともとは葬儀の演出のために使用されたのが始まりです。

写真技術が発展した1900年代、一般家庭でも写真が撮られるようになると戦争に行ったまま亡くなった方などをよりはっきり思い出すために遺影が流行しました。

そのため遺影を飾る意味としては、故人の写真を見ることで故人の顔が思い出されやすくなる手助けをすることといえます。つまり、葬儀の場でより故人を想いながら儀式をするための1つの道具ということですね。

生前の姿を映し出されたような自然な写真であれば、なおさら在りし日の故人をしっかりと思い浮かべながら偲ぶことができるでしょう。

遺影とは?遺影の選び方や飾り方、処分の仕方まで遺影に関する全て解説

遺影を飾る期間にいつまでという決まりはない

仏間や床の間に先祖代々の遺影が飾ってある家もありますが、前提として遺影にはいつまで飾っておくものという決まりは無く、それぞれの家庭で決めて良いものです。

そのため、ずっと飾っておいても良いですし、逆に飾らなくても良いものとなっています。

葬儀で使用した遺影は遠くからでもよく見えるように、大きいサイズになっていますので、自宅のインテリアにマッチしないこともあります。

遺影を飾る一般的な期間・場所

一般的には、四十九日の法要までは遺影を飾っておく家庭が多いようです。

葬儀が終われば通常、遺影は自宅に持ち帰られます。そして仏壇の近くに後飾り棚と呼ばれる、遺骨や位牌、供花などを置いておく祭壇が作られますので、そこに遺影も一緒に飾っておくことが多いです。

この後飾り棚は四十九日が過ぎ、納骨が終われば片付けられます。このタイミングで遺影は処分しても良いものとなっています。

そのため四十九日のタイミングで遺影を飾るをやめる家庭が多いのです。

しかし、その後もしばらくは飾っておきたい、先祖の写真とともに飾っておきたい、お盆や法事の時には使いたいと思う場合もあるでしょう。その時は無期限に遺影を飾ってかまいません。

遺影に関しては飾るか処分をするのか、どのように扱うかはそれぞれ自由に決めて構わないのです。

先祖の遺影を飾るのをやめてもいい?

床の間や仏間に先祖代々の遺影を飾られているというご家庭もあると思います。

しかし、自宅をリフォームしたりすると、従来のように遺影写真があることで調和が撮れなくなったりすることがありますよね。

また代替わりして家庭の方針が変わると、若い世代では顔も見た事のないご先祖様の遺影を飾っておくことに抵抗がある人もいるでしょう。

遺影写真はそもそも仏具ではなく宗教的な意味もありません。そのため飾ることも飾らないこともその家の人の自由です。

家主が飾るのを辞めると決めたのであれば、それで何の問題もありません。

しかし親族の中には勝手に遺影を飾るのをやめることを良く思わない方もいらっしゃるかもしれませんので、親族が集まる機会に事前にお伝えしておくのが良いでしょう。

「遺影を飾りたくない」は許されるの?飾らない場合の遺影の扱い方

飾るのをやめる場合の遺影の扱い方

遺影を飾るのをやめた場合、遺影の扱いに悩むのではないでしょうか。

遺影はどこかに保管しておいても良いですし、そのまま一般ごみとして処分してしまっても構いません。

しかし、遺影には宗教的な意味はないとしても、今まで多くの人がその写真を見て故人を偲んで来たものです。そのまま捨てるという事には抵抗を感じるでしょう。

そんな方はきちんと寺院で供養してもらってから焼いてもらうこともできます。

詳しい遺影写真の処分の仕方についてはこちらの記事で開設していますので、ぜひ参考にしてください。

遺影を処分する方法 | 葬儀後やご先祖様の遺影の処分の仕方

まとめ

遺影写真にはいつまで飾らなければいけないという決まりはありません。

一般的には四十九日の法要までは飾られるようですが、その後どうするかは自由に決めて構いません。

特に葬儀で使用された遺影写真は、サイズが大きいこともあり家族と話し合いながら負担にならないようにしていきましょう。

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この記事を書いた人:寺岡 純子

この記事を書いた人:寺岡 純子この記事を書いた人:寺岡 純子

保有資格:終活カウンセラー上級、主任介護支援専門員、看護師、GCS認定コーチ
合同会社カサージュ代表。急性期の看護師として従事後、介護保険制度の開始と共に介護業界へ転身。超高齢社会の社会構造の変化を目の当たりにし、人生100年時代を自分らしく生きる必要性を実感する。 現在、20年間の介護業界での経験も生かしながら、終活をお手伝いする終活カウンセラーとして活動中。自分らしい人生を応援する『Happy Life College』を主宰。

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