遺影写真の服装は何がふさわしい?おすすめの服装から選んではいけないNG例までご紹介

遺影写真は通夜や告別式の葬儀の場では多くの人の目に留まるものです。そのため、遺影写真はそれにふさわしいものを選ぶこととされていました。したがって、適当な写真がない場合には服装を入れ替えるなどの加工をしていました。では、遺影にふさわしい服装とはいったい何なのでしょうか?

また、最近では生前に自分の遺影写真を撮影される人も増えています。しかし、その場合にどのような服装をして行けば良いのか悩むところです。

この記事では遺影写真にふさわしい服装についてその理由も含めて解説します。ぜひ、生前撮影だけでなく、家族の遺影写真を探す際の参考にもしてみて下さい。

▼遺影とは?撮影の方法から飾り方・処分までおさらいしておきたい方はこちら

遺影とは?遺影の選び方や飾り方、処分の仕方まで遺影に関する全て解説

遺影写真にふさわしい服装は?

高齢女性

©paylessimages/stock.adobe.com

昔は遺影写真の服装といえば黒のスーツや着物でした。しかし、現代では遺影写真の考え方にも変化が見られ、その人らしい服装である方が良いのではと言われるようにもなりました。そのため、最近では必ずしも黒のスーツや着物にとらわれずに遺影写真を選ばれることも増えてきています。では、遺影写真としてふさわしい服装とはどのようなものなのでしょうか。

着物

昔の遺影写真といえば家紋入りの着物というものが多く、今でもそのようなイメージを抱いている方も多いかもしれません。

このような遺影写真は、一般的に平服の写真を着物を着た写真を加工して作っていました。なぜなら、昔は遺影写真にするような免許証や集合写真などの写真しかなく、何らかの加工をする必要があったことが影響しています。しかし、今はこのような加工をすることは減ってきており、故人らしさを第一とした遺影写真が選ばれるようになっています。そのため、着物を着ることが少なかった故人の場合には、わざわざ着物の写真にする必要はありません。

普段から着物を着る機会が多かった方では、紋付などにはこだわらずにその人らしさを感じらるような着物の写真を選ぶようにすると良いでしょう。

スーツ・背広

生前からスーツを着る機会が多く、スーツを着ている写真を見た人が故人に違和感を感じない場合は、スーツを着た遺影写真はきちんとした印象を与えることができます。生前のお仕事や葬儀に参列される方を考慮し、きちんとしたものが望ましいと考えられる場合にはスーツを着た遺影写真であれば故人のイメージが損なわれないでしょう。

また、遺影写真は背広やブレザーなどでも問題はありません。普段はスーツを着る機会が少なくカジュアルな服装が多かった場合などには、そのようなものを選ぶと違和感がない程度にきちんとした印象にすることができます。この場合、上半身だけの写真にすることで落ち着いた雰囲気の遺影写真にすることが可能です。

上品な雰囲気の服装

現代では遺影写真の服装として、スーツや着物にこだわる必要はありません。しかし、遺影写真は葬儀の間だけでなくその後も飾っておいたりするため、たくさんの人の目に触れることになります。この時に服装があまり目立ってしまうと顔立ちが目立ちにくくなり遺影写真の印象が服装に行ってしまいます。したがってあまり奇抜でない上品な服装の写真を選ぶのが無難です。

本人のお気に入りの服

お気に入りだった服であれば、その人らしさを映していて、在りし日の記憶が思い浮かびやすくなるでしょう。特に生前に自分の遺影写真を撮っておく場合などには、お気に入りの服で撮影することが多くなっています。近年では女性で花柄が好きだったような場合には花柄でも問題ないという考えが広まっており、色や柄などを特に気にすることなく遺影写真にされるようになっています。

遺影写真を着物に加工し直す必要はある?

先にも述べた通り、昔は遺影写真を家紋入りの着物を着ているようにするため写真を加工することが一般的でした。しかし、今では服装を加工することは少なくなっています。

これは、自然体の故人の姿を遺影写真にしたいという考えの遺族の方が増えたからです。そのため、スナップ写真をそのまま利用し趣味を楽しんでいる姿やピースサインをしている写真などを選ばれることもあります。

このようなことから遺影写真は必ずしも着物に加工する必要はなく、故人の自然体の姿が感じられるようなものにするのが一番という考え方が浸透してきています。

しかし、下着姿やパジャマのものなど遺影写真としては使いにくいような服装で写っている写真の表情がよく、それを遺影写真として使いたい場合などには服装を入れ替える加工をすることが可能です。

▼遺影写真はどのような加工ができるの?知りたい方はこちらの記事をチェック

遺影の加工は何ができる?背景や服装も合成可能!もちろん拡大・縮小も

遺影写真として避けたい格好

マスクをする女性

©nuiiko/stock.adobe.com

故人らしさが感じられる写真で良いとされる遺影写真ではありますが、できれば避けた方が良い格好もあります。たくさんの写真の中から遺影写真を選ぶことができるような場合には、次のような点にも注意してみてください。

マスクやサングラスで顔を隠している

マスクやサングラスのように顔が隠れているものは遺影写真には不向きです。中にはサングラスがトレードマークだったという人もおられるかもしれませんが、正式な場面でのサングラスはマナー違反とされることが多いことからも、遺影写真としては好ましいとは言えません。したがって、遺影写真には顔の全体や表情がよくわかるものを選ぶようにしましょう。

帽子をかぶっている

帽子がお好きだった方は遺影写真も帽子をかぶった写真にしたいと思うかもしれません。しかし、帽子をかぶった写真は影ができてしまい顔写りが悪くなってしまいます。また、帽子を消す加工をすることも可能ではありますが、その際にも大きく引き伸ばしの加工をする遺影写真では顔に影があると綺麗な写真になりません。したがって、なるべく帽子をかぶっていない写真を選ぶことをお勧めします。

メガネをかけている

普段からメガネをかけておられる方はあまり派手で無いものであれば問題はありませんが、メガネは種類を変えるだけで印象が随分変わります。そのため、メガネのデザインが違うことで故人の面影を思い浮かべにくいと思われることもあるかも知れません。できればメガネも無い方が良いでしょう。

まとめ

遺影写真の服装については、故人らしさが伝わってくるのもが一番です。葬儀では参列者が遺影写真に向けて手を合わすものです。あまり難しく感じず、故人のイメージに合った服装のものを選ぶようにできるといいですね。

▼こちらもおすすめ!終活の意味とは?何をすればいいの?

終活とは?やり方やメリット、ポイントを解説

当サイトでは、終活や葬儀・法事でのマナー以外にも、介護や健康、定年・子育て後の再就職について、役に立つ情報を毎週発信中!
「新着記事をいち早くチェックしたい!」「終活や老後の楽しみ方について、情報収集したい」という方にむけ、LINEアカウントでは新着記事の情報や充実したセカンドライフに役立つ記事を定期的に配信していますので、ぜひチェックしてみてくださいね! 友だち追加はこちらから。

LINE友だち追加はこちら 新着記事をいち早くお届け!

この記事を書いた人:寺岡 純子

保有資格:終活カウンセラー上級、主任介護支援専門員、看護師、GCS認定コーチ
合同会社カサージュ代表。急性期の看護師として従事後、介護保険制度の開始と共に介護業界へ転身。超高齢社会の社会構造の変化を目の当たりにし、人生100年時代を自分らしく生きる必要性を実感する。 現在、20年間の介護業界での経験も生かしながら、終活をお手伝いする終活カウンセラーとして活動中。自分らしい人生を応援する『Happy Life College』を主宰。

関連する記事

記事のカテゴリ