遺影の額縁・フレームに決まりはある?色や素材を選んでおしゃれに

遺影は写真だけでなく、どのような額縁に入っているかでも印象が随分変わります。

従来遺影に使用される写真は白黒で、額縁も黒であることがほとんどでした。

しかし、最近では写真がカラーとなり、故人らしさを表しているものが選ばれるようになってきています。

それに合わせて、額縁選びも遺影の印象を変える大切なポイントになってきています。

そこで、本記事では遺影に使う額縁のサイズや色、素材について解説します。ぜひ参考にしてみてください。

遺影の額縁のサイズや形は?

遺影の写真のサイズは葬儀の時には遠くからでも良く見えるよう、四つ切サイズ(254mm×305mm)A4サイズ(210mm×297mm)などの大きいものが選ばれます。

自宅に飾る遺影であれば、はがきサイズ(100mm×148mm)やLサイズ(89mm×127mm)などの小さいサイズがよいでしょう。

遺影といっても、どのような場面で使うかによってサイズが異なるため、額縁もそれに合わせたものを用意します。

額縁を選ぶ際に注意したいのは、額縁そのものの大きさだけでなく、額縁から見える部分である額縁内のサイズも確認することです。

額縁内のサイズも確認することで、写真が小さくて余白ができてしまったり、大きすぎてはみ出してしまうことを防げます。

加えて、額縁は据え置き型にするのか、壁掛け型にするのか、遺影をどのように飾るのかも考えて額縁を準備するようにしましょう。

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遺影の額縁の色

© Yulia Lisitsa/stock.adobe.com

遺影のイメージといえば、白黒の写真に黒い額縁を思い浮かべることが多いのではないでしょうか。

しかし、遺影の額縁は黒でないといけないという決まりはありません。

以前は白黒の写真が多かったため、額縁も黒にされることが多かったのであって、黒以外の色でもまったく問題はないのです。

最近ではカラーで故人らしさを感じられる写真を選ぶことも多くなり、それに合わせて額縁もおしゃれなものが増えてきました。

色を選ぶときのポイントとしては、故人の年齢や性別、写真のイメージに合う色を選ぶようにすることです。

そのほか、故人が好きだった色やイメージカラーで選んでも良いでしょう。

具体的には白やグレー、淡い色味のブルーやピンク、パープルなど使います。この他の色味や柄が入っているものでも問題ありませんが、色が濃く、派手なものを避けて控えめな色を選ぶようにします。

また、艶や木目、パール調になっているものなど、色だけでなく風合いや遺影の背景の色との相性なども意識するようにしましょう。

遺影の額縁の素材は?

©anon/stock.adobe.com

額縁を選ぶときには色だけでなく、その素材によっても印象が変わってきます。

また強度の違いなどにより、遺影のサイズによっては適さないものもあるため注意が必要です。

定番は木の素材

遺影の額縁の定番といえば、木製のものでしょう。

木製の額縁は重厚感があり、紫壇や黒壇などで作った高級品もあります。質感や色味などの幅が広がるため、好みに合ったものを選ぶことも可能になります。

安く抑えたい場合はアルミ・樹脂製

費用を安く抑えたい場合にはアルミや樹脂製にすると良いでしょう。

アルミ製のフレームは見た目もすっきりしており、強度に優れているので大きい写真を飾る場合や長年にわたって保管する遺影の額縁としては向いています。

樹脂製の額縁は、安価なことが特徴で、塗装やラッピングをすることで見た目は木製のものに近づけられています。

しかし、強度が弱く、大きな写真には向いていませんので注意が必要です。

▼アルミ製

▼樹脂製

デジタルフォトフレーム

最近は、デジタルフォトフレームを遺影として活用するケースも増えてきています。

デジタルフォトフレームとは、デジタルの写真(画像データ)を映してくれるディスプレイのことです。一般的なフォトフレームのような見た目をしているものもあり、一枚だけでなく複数枚の写真を映し出すことが可能です。

小さいサイズのものもあるので、故人の写真を複数枚飾るスペースがなくても、デジタルフォトフレームがあれば小さいスペースで多くの写真を飾っておくことができます。

大きさやフレームのデザインだけでなく、データを読み込む方法、その他に付加されている機能などを考慮して、使いやすいものを選ぶようにしましょう。

おしゃれな遺影で故人らしく

遺影の額縁といえばシンプルなものをイメージしますが、なかにはおしゃれなデザインのものもあります。

たとえば、フレーム部分にリボンや造花をあしらったり、彫刻を施したものなどがあります。

故人らしさをあらわすような、個性的なデザインの額縁を選ぶのも良いでしょう。

遺影の額縁はどこで買える?

遺影用の額縁は次のようなところで購入できます。

こだわりの額縁を選ぶためには購入前にしっかりと検討するようにしましょう。

©nao5970/stock.adobe.com

額縁・画材専門店

画材や額縁を扱っている店舗で、遺影用の額縁を扱っているところがあります。

実物を見ることでイメージしやすくなり、他の商品とも比較することができます。実際に写真を入れてみることもできるため、店員さんに一声かけてから試してみましょう。

そのほか、仏具店や写真店などでも購入することができます。

通販

さまざまな商品を比較するには、通販で探すのが良いでしょう。

画材店や仏具店がネットショップを開いている場合もあり、お店に足を運ばなくてもネット上で色々なタイプの額縁を探すことができます。

ただし、実物と色や質感のイメージが違った、大きさが合わなかったなどのトラブルがあることも考慮しておく必要があります。

遺影の額縁の値段は?

遺影写真用の額縁の値段は写真の大きさや素材、デザインなどによって変わってきます。

L版やはがきサイズなどの小さいサイズでは1,000円~3,000円程度のものが主流になります。
葬儀の際に飾られる四つ切サイズになると1,500円~15,000円程度のものが多いようです。

また、最近は100円均一のお店でも額縁を手に入れることができるため、値段が気にならないようであればこちらを利用するのも良いでしょう。

まとめ

遺影の額縁は、黒でなくてはいけないという決まりはありません。また、額縁の材質によっても遺影の印象が異なるため、故人のイメージに合わせて額縁を選びましょう。

生前のイメージのような遺影は自宅にもマッチし、故人との思い出の日々を身近に感じることがもきるのではないでしょうか。

この記事を書いた人:寺岡 純子

この記事を書いた人:寺岡 純子この記事を書いた人:寺岡 純子

保有資格:終活カウンセラー上級、主任介護支援専門員、看護師、GCS認定コーチ
合同会社カサージュ代表。急性期の看護師として従事後、介護保険制度の開始と共に介護業界へ転身。超高齢社会の社会構造の変化を目の当たりにし、人生100年時代を自分らしく生きる必要性を実感する。 現在、20年間の介護業界での経験も生かしながら、終活をお手伝いする終活カウンセラーとして活動中。自分らしい人生を応援する『Happy Life College』を主宰。

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