通夜・葬儀の挨拶例文集|喪主の挨拶や受付でのお悔やみも紹介

突然の訃報。

右も左もわからないまま喪主を務めることに。

わからないことが多いのはもちろん、時間も待ってはくれないため、初めてだとどこから手をつけたらよいかわかりません。

考える暇もなく喪主として葬儀の挨拶をする必要があると知ったものの、葬儀の挨拶はどのタイミングで行うのでしょうか?

葬儀の挨拶を準備する必要があり「葬儀 挨拶」とネットで検索してみて色々なサイトを見てみたものの、情報が錯綜していて、中には受付では挨拶しましょうという内容までありどれを参考にすればよいかわからない…

また、挨拶は葬儀や告別式だけでなく通夜や通夜ぶるまい、精進落とし、お別れ会・偲ぶ会、一周忌法要でもあるとのこと。

それぞれどのようなことを話せばよいのだろうか、考えがまとまらない、わからない…。

 

このように葬儀は前もって準備をしておかないと、いざ始まってからは準備も中々できないため大変です。葬儀の挨拶をすることになり、どうしたらよいかわからないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は葬儀の挨拶を行う際に気をつけておくべきポイントや例文を紹介していきます。

 

また今回は喪主だけでなく、故人に贈るお別れの言葉である弔辞を依頼された際の挨拶についても解説します。

通夜・葬儀の挨拶は基本的に喪主が行う

喪主

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葬儀を主催して、遺族の代表として弔問を受ける方を喪主と言います。

冒頭でも記載しましたが、葬儀の挨拶は基本的に喪主が行います。

喪主は誰が行う?

そもそも喪主は誰が行うのかという方向けにご説明します。

喪主は基本的になくなられた方と縁のあった方が行います。

具体的には喪主を務める順番としては以下の通りになります。

  1. 残された配偶者
  2. 息子

また親族だけでなく、故人と親しかった友人が喪主を行うこともあります。

家族葬でも挨拶はおこなうのか?

家族のみの家族葬であれば挨拶はいりませんが、親戚など近しい血縁者以外にも会葬される場合は挨拶を行います。

通夜・葬儀の挨拶はいつあるのか?行うタイミングは?

葬儀の挨拶をする際にまずは前提のすり合わせをしておくことが大事です。

葬儀はいわゆる葬儀・告別式のことを指す場合もあれば、通夜や火葬までを全部まとめて葬儀と言う事もあります。

葬儀・告別式の準備をしていたら、それ以外の挨拶もする必要があったということがないようにしておきましょう。

喪主が行う挨拶はざっと6回ほどあります。

  1. 通夜
  2. 通夜ぶるまい
  3. 葬儀・告別式後の出棺
  4. 精進落とし
  5. 偲ぶ会
  6. 仏式法要

ではそれぞれどのタイミングで喪主は挨拶を行うのかも説明します。

※補足として弔辞の挨拶も記載致します。

お通夜の場合

通夜のおおまかな流れはこの通りです。

  1. まず弔問客を出迎えて香典を受け取る
  2. 喪主と遺族と弔問客が席に着いた段階で僧侶を式場に案内する
  3. 僧侶が入場後、読経をはじめる
  4. 読経後、焼香をおこなう
  5. 焼香が終わり通夜が終了したタイミングで喪主の挨拶
  6. 弔問客を通夜ぶるまいへ案内、僧侶へ接待

通夜が一通り終わったタイミングで喪主の挨拶を行います。

通夜ぶるまいの場合

通夜に来ていただいた弔問客や手伝ってもらった世話役に対して通夜ぶるまいをしますが、通夜ぶるまいは1時間を目処として、時間を見計らって喪主が挨拶を行います

葬儀・告別式後の出棺の場合

葬儀喪主の出棺挨拶

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告別式が終了したタイミングで喪主が挨拶をすることもありますが、通常は出棺直前に行います

葬儀・告別式の終了後には、まず故人との対面を遺族や親族のみで行い、別れ花を故人のまわりに飾ります。

故人との対面が終わり、棺の蓋を閉じて釘打ちを行い棺を霊柩車まで運ぶ流れが出棺です。

そして霊柩車に棺を運んだタイミングで喪主の挨拶を行うといった流れになります。

精進落としの場合

精進落としは、初七日法要後に僧侶や世話役に対して設ける会食の場です。

本来精進落としは四十九日の忌明けに行われるものでしたが、今日では葬儀当日や付七日法要の後で行われます。

喪主の挨拶は通夜ぶるまいとは異なり、食事を始める前に挨拶を行います。

偲ぶ会の場合

通夜や葬儀を家族葬で行った場合、故人と仲の良かった人を呼んでお別れ会・偲ぶ会を開催することがあります。

偲ぶ会に関しては特に決まりはありませんので始める段階に挨拶を行うのがよいです。

仏式法要の場合

法要は法事とも言い、初七日や一周忌などと言われるものです。

法要も偲ぶ会同様、葬儀と異なり特別な決まりはありません。

法要の大体の流れは以下の通りで、会食を始める前に挨拶を行います

  1. 読経・焼香・法話
  2. お墓参り
  3. 会食

弔辞の場合

弔辞のタイミングは以下の通りになります。

  1. 喪主・遺族の入場
  2. 僧侶の入場
  3. 僧侶による読経
  4. 弔辞・弔電の披露
  5. 読経・焼香
  6. 参列者の焼香
  7. 告別式が終了

喪主が通夜・葬儀で挨拶をする際のマナーとポイント

葬儀の挨拶のマナー・ポイント

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喪主として挨拶をする際に意識したいマナーやポイントについて解説していきます。

感謝の気持ちを伝える

何よりも大事なのは感謝の気持ちを伝えることです。

葬儀に参列してくれたお礼、生前の心のこもった付き合いへのお礼などをお伝えしましょう。

うまく言おうと意識せず、自分が思う感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

挨拶は簡潔におこなう

挨拶は簡潔におこなうようにしましょう。目安としては2~3分です。

忌み言葉は通夜・葬儀の挨拶において禁句

冠婚葬祭では使用すべきではない忌み言葉というものがあります。

「くれぐれも」「重ね重ね」といった重ね言葉は不幸が重なることを意味するため使うのを避けましょう。

以下参考までに忌み言葉を記載します。

直接的な表現

死去、死ぬ、死亡 ⇒ 他界、急遽、逝去

重ね言葉

再三、重ね重ね、たびたび、くれぐれも、いよいよ

繰り返しを連想させる言葉

続く、次に、また、追いかける、やがて

 

挨拶の内容を考えたものの、内容の中に忌み言葉が入っているかどうか確認したい。そんな方は自動チェックツールを使ってみましょう。

参考:縁起の悪い忌み言葉(タブー)自動チェックツール

挨拶をおこなう際、不安な方はカンペを用意する

忌み言葉を避けるなど普段とは異なる話し方になるため、挨拶の内容を用意しても構いません。

カンペを見ながらでも構いませんので、気持ちを伝えることを優先しましょう。

弔辞におけるマナー

弔辞における挨拶のマナーも記載します。

必ず原稿を用意する

故人への思いをわざわざメモする必要もない。その場で思ったことを話そうと考える方もいるかもしれません。

しかし弔辞の場合必ず原稿を用意する必要があります

理由としては、弔辞は葬儀後も故人の家で保存されるので、内容を考えて原稿を作成する必要があります。

弔辞を書く際のポイント

弔辞を書く際のポイントは5つあります。

  1. 呼びかけのあいさつ
    最初に故人に対する呼びかけをします
  2. 訃報への思い
    亡くなったことを知った経緯やその時の感情を記載
  3. 故人との生前のまつわる話
    故人の人柄がわかるような話を紹介
  4. 遺族へのお悔やみの言葉
    遺族に対してお悔やみを述べ、励ましの言葉をかける
  5. 別れの言葉
    故人に感謝の気持ちを伝える

弔辞の目安は3分ほどですので、原稿が完成したら読んで練習しておきましょう。

通夜・葬儀・出棺の挨拶の例文集

挨拶はご自身の気持ちを伝えることが大事ですが、1から考えるのは葬儀の準備などで忙しい時には大変です。

例文を記載しますので、こちらを参考に、自分の言葉に置き換えて挨拶文を考えましょう。

通夜が終わった際の挨拶例

本日はお忙しいところ、〇〇の通夜にご弔問頂きまして誠に有難うございました。
たくさんの方にお集まり頂き、父も喜んでいることでしょう。
皆様から生前頂きましたご厚情に、改めて心よりお礼申し上げます。
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう御願い申し上げます。
葬儀は明日午後〇時からになります。何卒宜しく御願いいたします。
また別室にてささやかな供養の席をご用意しております。ご都合がよろしければご参列ください。
本日は誠に有難うございました。

通夜ぶるまいの終わりの挨拶例

本日は故〇〇の通夜にご参列いただき有難うございました。
おかげさまで滞りなく通夜を終えることが出来ました。
多くの方にお運び頂き、お話をまだお伺いしたいことろですが、明日に差し支えるといけませんので、この辺で散会にさせて頂きます。
なお、明日は午前〇時から葬儀を執り行わせて頂きます。
本日は誠に有難うございました。

出棺後の喪主の挨拶の例

私は、故〇〇の長男でございます。
遺族を代表いたしまして、皆様にご挨拶を申し上げます。
本日はお忙しい中、葬儀・告別式にご会葬くださいまして、まことに有難うございました。
たくさんの方々にお見送り頂き、父もさぞかし喜んでいることと存じます。
亡き父が存命中楽しく過ごせたのも、親しくお付き合い頂いた皆様方のおかげです。心より感謝申し上げます。
未熟者ではございますが、これからは母のことをしっかりと守り、今後とも、今までと変わりないご厚誼を賜りますよう、何卒宜しく御願い申し上げます。
はなはだ簡単ではございますが、ご会葬のお礼とさせていただきます。
本日は誠に有難うございました。

続柄別の挨拶の文例集は以下の記事をご覧ください。

出棺の挨拶で気をつけるべきポイントとは?例文から出棺時のマナーまで分かりやすく解説

精進落としの挨拶例

皆様、本日は誠に有難うございました。
おかげさまで故〇〇の葬儀一切を滞りなく終了することができました。
これもひとえに皆様のお力添えによるものと、あらためて心よりお礼申し上げます。
ささやかではございますが、お食事の席をご用意致しました。
どうかゆっくりとおくつろぎ頂ければと思います。
本日は本当に有難うございました。

一周忌法要の挨拶例

本日はご多忙の中、夫の一周忌の法要にご参列いただきまして、まことに有難うございました。
心からお礼申し上げます。
夫がなくなりましてからしばらくは気が抜けたような状態が続きました。
それでも1年の歳月がたち、ようやく元気を取り戻すことができました。
これもひとえに皆様方のお力添えのおかげと感謝しております。
今日はささやかではございますが、お食事をご用意致しました。
思い出などをお話しながらゆっくりお過ごしくださいますよう、御願い申し上げます。

【参列者向け】お悔やみの挨拶

通夜や葬儀で受付をする際や香典をお渡しする際には、お悔やみの言葉を述べます。お悔やみの言葉は「この度はご愁傷様です」や「心よりお悔やみ申し上げます」「ご冥福をお祈りいたします」などが一般的です。

喪主の挨拶と同じく「重ね重ね」や「くれぐれも」などの忌み言葉はさけます。また、故人が高齢で亡くなった場合に「大往生」という言葉をかけることは控えましょう。

▼お悔やみの言葉のマナーや例文を知りたい方はコチラ

お悔やみの言葉のマナー|例文とタブーの言葉をチェック

まとめ

突然の訃報の場合、慌しく葬儀の準備を進めることになります。

忙しさも相まって、故人に対する思いはあるものの、中々うまく整理できず、最期の別れのあいさつの準備に時間がかかってしまいます。

今回ご紹介した例文を参考に、自分なりの故人への思いを込めて内容をアレンジして挨拶をしてみてはどうでしょうか。

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