葬儀のお手伝いをしてくれた方へのお礼 | 心付けは何を渡せばいい?お礼の金額相場は?

葬儀には受付や接待などお手伝いを親族や近隣の方に頼む場合があります。

喪主・遺族は時間を割いて葬儀を手伝って頂いた方々へきちんとお礼をするのがマナーです。

しかし初めて喪主をする方はお礼に何を渡せばいいか悩みますよね。

今回は葬儀のお手伝いをしてくれた方へのお礼について、心付けとした具体的に何を渡せばいいのかをお伝えします。

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葬儀を手伝ってくれた方にはお礼をしましょう

葬儀を手伝ってくれた方には、丁寧にお礼をしましょう。

葬儀は昔から地域の人が協力し合い、助け合いながら営まれてきました。

しかし、手伝ってもらって当たり前という態度ではいけません。

しっかりとお礼をつげることがマナーです。

手伝って貰ったのにお礼をしていなかったなんてことがないようにしましょう。

しっかり感謝を伝えましょう

お手伝いをしてくれた方には、しっかりと感謝を伝えましょう。

葬儀が終わってからできるだけ早く出向いて直接顔を見てお礼を伝えることが相手へと誠意が伝わりやすいです。

すぐにはいけない距離に居る方には、電話で伝えましょう。

遅くても一週間以内には行うようにするのが望ましいです。

心付けとして品物やお金を渡しましょう

お礼は何も言葉だけではありません。

心付けとして品物やお金を渡す方法もあります。

渡すものや渡す金額は、地域の取り決めなどで決まっている場合があり、自分で準備をする前に信頼できる地域の人や親族に確認を取っておくとスムーズです。

もし自分が近所の方のお葬儀を手伝ったことがあるのであれば、その際にしてもらったお礼と同等の返し方でも構いません。

親族であってもお礼するべき?

親族の場合であってもお礼はきちんとしましょう。

しかし親族はその他の参列者と違い、葬儀が終わり火葬をして戻ってくるまで一緒に居ます。

そのためお礼は新たに準備する品ではなく、下記の物をお礼とすることが多いです。

  • 葬儀の際の食事
  • 葬儀に供えられたお花や果物
  • お淋見舞いで備えられた供物

ただし、親族へのお礼も地域性や親族ごとの取り決めがあり、一概には言えないので親族の年嵩の人に確認を取っておくとよいでしょう。

手伝い料を渡す場合の金額相場

お手伝いをしてくれた方へのお礼にお金を渡す際には、2千円~1万円程度が相場です。

これは受付や接待、食事の給仕、式場の案内などのお手伝いをお願いした人へのお礼の金額相場になります。

世話人や葬儀委員長など葬儀を取り仕切るお手伝いをしてもらった人へは金額があがり5千円~3万円程度が相場となります。

金額相場に幅があるのは、地域性に大きく左右されるためですので、地域のまとめ役の方に確認をしてくとよいでしょう。

なお、現金で渡すのはマナー違反であるという地域もありますので注意が必要です。

お礼として人気の商品は?

それではここで葬儀を手伝ってくれた方へのお礼として人気の商品を具体的にご紹介します。

葬儀のお礼としては、「不幸を残さない」という意味合いから消費をして無くなるものが好まれます。

置物などはずっと残ってしまい、葬儀のお礼としては不向きですので、意味合いを理解して品物を選びましょう。

菓子折り

お菓子は、年齢を問わずに食べることができ、分け合えることができるため、お礼として喜ばれる方が多いです。

お礼に選ぶお菓子は日持ちがして小分けにできるものがよく、地域の銘品など品のあるものがよいでしょう。

なお、お礼の菓子折りにはのし紙をつけなくても問題ありません。

のし紙はもともと慶事につけるもので、弔事にのし紙をつける場合にはかけ紙と呼びます。

かけ紙は本来不要ですが、贈答品にはつけるべきという考えかたもありますのでつけても構いません。

かけ紙をつける場合には無地又は白黒、白黄の水引に「御礼」と書かれたものを使いましょう。

タオルなどの日用品

タオルなどの実用的な日用品もお礼によく選ばれます。

先ほど葬儀のお礼には無くなるものが選ばれる話をしましたが、日用品は使われて消えるものだと認識されています。

タオルは無地でシンプルなデザインを選ぶと、誰でも使えて喜ばれるものとして渡す側も渡される側としても人気が高いですし、同じ理由でタオルの他に石けんやハンカチなどもよいでしょう。

商品券・カタログギフト

最近では人の好みが様々になってきたことから、好きな物を自分で選べる商品券やカタログギフトなどがお礼のお品として選ばれることが多くなっています。

お礼の品に迷ったら商品券やカタログギフトはお勧めです。

ただ商品券はお金と同様と見なされることもあるので現金がマナー違反の地域は注意が必要ですし、カタログギフトは少額のお礼には向きませんので気を付けましょう。

葬儀の際のお花や果物

葬儀の供花や果物を分けて、お礼とする場合もあります。

親族だけではなく参列をして頂いた方に挨拶とともに配る風習がある地域もあります。

花や果物は残らずお礼として喜ばれるものですので、頂いた供花や果物が多くある場合には、お礼として渡して構いません。

お手伝いのお礼を渡すときのマナー

お礼という大切な気持ちを伝えるためですが、渡し方が無造作では受け取ってもらえないかもしれません。

お互いが気持ちよくやり取りでき、これからも良い関係が続いていくように下記の三つを心がけてみましょう。

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後日改めて感謝を伝える

お礼は葬儀のその日だけではなく、後日改めて、できれば顔を合わせて感謝を伝えましょう。

葬儀の日は、お手伝いをお願いした側の遺族はバタバタとしていますので、必然的にお礼を伝えようとしても、忙しい中の合間であったりしてきちんとしたお礼とはなりにくく、時間が無くてお礼を告げられない場合もあります。
葬儀で遺族が忙しいのはお手伝いをお願いされた方もわかっていますので、葬儀後の翌日や翌々日に家を訪ねて、顔を合わせてお礼を伝えるのが良いでしょう。

お金は封筒などに入れる

お礼を現金で渡す場合には、無地の封筒に入れて渡しましょう。

無地の封筒がなければ半紙や和紙で包んで渡しても構いませんが、現金を財布から出してそのまま渡すなど現金を裸で渡すのはマナー違反ですのでやめておきましょう。

表書きは「心付け」「御礼」「寸志」

現金を入れた封筒の表書きは、「心付け」「寸志」「御礼」「志」のうちどれかを書きましょう。

ただ「寸志」は目上の人にお礼を渡す場合に書くと失礼に当たりますので注意が必要です。

目上の方にお渡しする場合は「御礼」と書くのが良いでしょう。

表書きの下には家名を書きますが、表書きだけでも構いません。

まとめ

今回は手伝いをしてくれた方へのお礼について、具体的な例をあげて紹介してきましたのでここでまとめてみます。

  • お礼は葬儀が終わってから早めに直接伝えるとよい。
  • お礼は感謝の言葉だけではなく、菓子折り、タオルなどの日用品や、商品券などを渡したり心付けとして現金を渡すこともある。
  • 心付けの金額相場は2千円~3万円程度で、役割や地域性などで金額が異なる。

葬儀を手伝ってくれた方へのお礼は、感謝とこれからも相手と良い関係を築いていきたいという意思の表れですので、しっかりと行うことをお勧めします。

 

ヒトシア編集部:舩越 結

ヒトシア編集部:舩越 結ヒトシア編集部:舩越 結

資格:終活ガイド
介護福祉士の母と兄を持つWEBマーケター。「ヒトシア」を通じて老後を人生で一番楽しい時間にするためのお手伝いをします。気になることがあればお気軽にお問い合わせください。

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