祥月命日とは?やるべきことやお供え物のマナーについて徹底解説

仏教では故人が亡くなってから、区切りの年に1周忌や3回忌等の法要を行って故人の供養を行います。

また、お盆やお彼岸、命日にもお墓参りやお仏壇にお参りをして故人を偲ぶ習慣があります。

祥月命日とはいつ、どのようなことをして故人の供養をするのが良いのかわからないことも多いのでは無いでしょうか。

この記事では祥月命日には何をすれば良いのかや月命日との互い、祥月命日にお参りするときのお供え物についてなどを解説して行きます。

祥月命日とは

祥月命日は「しょうつきめいにち」と読み、別名を忌日(きにち)といいます。

故人の亡くなった日を命日といい、亡くなった翌年以降に訪れる同じ月日のことを祥月命日と呼びます。例えば、4月30日に亡くなった場合、毎年4月30日が祥月命日となります。

また、最初の祥月命日は一周忌となり、2年目の祥月命日には三回忌の法要を行うことになります。これは1年目のみ「満」で数えて、その後は「かぞえ」で年を数えていくためで、1年目と2年目は連続して法要を行うことになるのです。その後も年に1回、祥月命日が訪れます。

最近では命日を祥月命日を同じ意味で使用することも増えてきています。

月命日との違い

祥月命日が年に1回、個人が亡くなった日と同じ月日であるのに対して、月命日は、命日と同じ日のことをいい、祥月命日を除いて、年に11回あります。

また、月命日が31日の時、その月が30日までしかない月には30日を月命日とすることが一般的です。故人の供養を行う時には、通常命日の日を過ぎないようにお参りするようにし、その月が30日までしかない時は月命日の前日を月命日として扱いましょう。

祥月命日におこなうこととは

祥月命日は、故人が亡くなってから1年以降に行われるため、年忌方法以外では遺族だけで行われることが一般的です。

祥月命日の日にはお墓参りやお仏壇お参りをし、その際に僧侶に読経をしてもらったりするのが一般的な供養の方法です。

また、法事と呼ばれる年忌法要とは、祥月命日のうち定められた年に行われる法要のことをいいます。

亡くなった次の年に行われる一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌と続きます。

祥月命日の法事はいつまでおこなう?

祥月命日に行われる法事は、一般的には三十三回忌または五十回忌を最終の年忌法要とする場合が多く、これを「弔い上げ」と呼びます。弔い上げをいつにするかは、宗派や地域の風習によって違いがあるため、いつまで年忌法要をすれば良いのか迷う時は、住職などに聞くようにすると良いでしょう。

月命日に適したお供え物

祥月命日には、お仏壇やお墓に線香やお菓子、果物、飲み物などをお供えするのが一般的です。肉や魚などの殺生を連想させるようなものはお供えとしては相応しくないため、避けるようにします。

お供物はお下がりとしていただいたり、お参りしてくださった方に配ったりするため、日持ちのするものを選ぶようにしましょう。お菓子ではクッキーやお煎餅、お饅頭、羊羹など日持ちがして個包装されているものががおすすめで、日持ちのしない生菓子は避けた方が無難です。

旬の果物は毎月の月命日では季節の移り変わりを感じることもできるためお供えとしてふさわしいといえます。時には故人のお好きだった果物をお供えするのも良いでしょう。

また、仏壇にはお花を備えて故人を偲び、故人の霊を慰めるようにしましょう。

お供えする花の種類に決まりはありませんが、個人が好きだった花や、ゆりやカーネーション、菊、リンドウ、スイートピーなど白や黄色、あお、紫といった落ち着いた色合いの生花を選ぶようにすると良いでしょう。

月命日に読経してもらった場合のお布施はいくら?

年忌法要を行わない場合にも、祥月命日に僧侶に読経をしてもらった場合には、その謝礼としてお布施をお渡しします。この場合の相場としては、3,000円~5,000円程度となり、このほか御車代として5,000~の金額をお渡ししましょう。このように、祥月命日でのお布施については、年忌法要の時に比べると参加される人の数も少なく、規模も小さいものになるため、お布施の金額は少なめになっています。

ただし、宗派や地域によって違いも見られるため、もし、いくらお渡しするのが良いかを迷う場合は、直接の僧侶に尋ねてみても良いでしょう。

まとめ

祥月命日は故人が亡くなった日と同一の月日のことを指し、年に一回です。一方で、月命日は日にちだけが同じであるため、祥月命日を除いて年に11回来ることになります。

故人を偲ぶ気持ちが大切であり、その気持ちを祥月命日や月命日にお仏壇やお墓参りをすることで表していくようにしましょう。

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この記事を書いた人:寺岡 純子

この記事を書いた人:寺岡 純子この記事を書いた人:寺岡 純子

保有資格:終活カウンセラー上級、主任介護支援専門員、看護師、GCS認定コーチ
合同会社カサージュ代表。急性期の看護師として従事後、介護保険制度の開始と共に介護業界へ転身。超高齢社会の社会構造の変化を目の当たりにし、人生100年時代を自分らしく生きる必要性を実感する。 現在、20年間の介護業界での経験も生かしながら、終活をお手伝いする終活カウンセラーとして活動中。自分らしい人生を応援する『Happy Life College』を主宰。

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