ケアマネジャーの探し方をイチから解説!良いケアマネの選び方もご紹介

介護保険サービスを利用するためには、ケアプランの作成が必要です。ケアプランはケアマネジャーに作成してもらうことが一般的ですが、在宅介護をこれから始める方は「ケアマネジャーが必要だと知ったけど、どうやって探せばいいの?」と分からないことだらけでしょう。

本記事では、要介護認定を受けてからケアマネジャーを探して選ぶまでを分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にして良いケアマネジャーに出会ってくださいね。

ケアマネジャーの探し方

ケアマネジャーとは

改めて、ケアマネジャーの役割を確認しておきましょう。

ケアマネジャーは、介護サービスを利用する際に事業者の選定、手配、調整をして家族の介護をサポートしてくれる介護の専門職です。

ケアマネジャーには様々な仕事がありますが、その代表的なものはケアプランの作成です。毎月1回、利用者とその家族と面談をし、希望や心身の状況をヒアリングして1か月分の介護サービスの利用プランを立てます。

介護保険サービスを利用する際はケアプランが必須ですので、要介護認定を受けたら、まずは担当してもらえるケアマネジャーを探す必要があります。

▼ケアプランとは?詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

ケアプランとは?作成方法から実際の例までケアマネジャーが解説!

ケアマネジャーの探し方

ケアマネジャーは、通常「地域包括支援センター」か「居宅介護支援事業所」に所属しています。要支援1~2の場合は地域包括支援センター、要介護1~5の場合は居宅介護支援事業所のケアマネジャーにケアプランを作成してもらうことになります。

「要支援」の場合は地域包括支援センターに相談しに行けばケアプランを作成してもらえますが、「要介護」と認定された場合は自分で担当のケアマネジャーを探す必要があります。

ここでは、要介護と認定された方がケアマネジャーを探してから選ぶまでの流れをわかりやすく解説していきます。

まずは地域包括支援センターか介護保険課でケアマネジャーのリストをもらおう

ケアマネジャーを探すには、まず地域包括支援センターか市区町村の介護保険課を訪ねて、ケアマネジャーを探したい旨を伝えます。

すると、ケアマネジャーやケアマネジャーが所属している居宅介護支援事業所のリストを渡してもらえますので、そこから担当のケアマネジャーを探すことになります。

なお、地域包括支援センターなどでは介護支援事業所を紹介してもらえるだけで、「どの事業所がおすすめ」などの助言はしてもらえないため、自分たちでケアマネジャーを選び出す必要があります。

ケアマネジャーのリストをもらったら、候補を選んで面談をお願いしよう

ケアマネジャーのリストをもらったら、担当してほしいケアマネか居宅介護支援事業所の候補を複数選び出します。

候補を選ぶ際に考慮しておきたいことは、主に以下の3点です。

  • 何かあったときに駆け付けてもらえる距離にあるか
  • 併設型か独立型か
  • 併設型の場合、どのようなサービスの事業所に併設しているか

併設型と独立型とは?

居宅介護支援事業所は、「併設型」と「独立型」の2つに分かれます。併設型とは、訪問介護など介護サービスを実際に提供している事業所に併設しているケアマネジャーの事務所のことです。一方「独立型」とは、サービスを提供する事業所に併設しておらず、ケアマネジャーのみが在籍している事務所をさします。

併設型の場合、併設している事業者によるサービスの中からの提供が多くなりがちであるため、例えば訪問介護を専門にしてる事業所だと、訪問看護などそれ以外のサービスを受けにくい、といったデメリットがあります。

そのため、併設型の事業所の場合は、どのような介護サービスを提供している事業所に併設しているのかや、併設している事業所以外のサービスもきちんと提案してくれるかなどを確認しておきましょう。

候補を選び出したら、次は候補の居宅介護支援事業所に電話をして、ケアマネジャーを探していることを伝えましょう。

その際に注意しておきたいのが、ケアマネジャーに空きがあるか確認することです。ケアマネジャーは担当できる人数が法律によって定められているため、空きがない場合は担当してもらえません。ケアマネジャーに空きがあることが確認できたら、面談をお願いします。

面談をして、納得できれば契約を結ぶ

面談では、利用者本人の自宅に訪問してもらい、サービスの説明や利用者本人の状況についてのヒアリングなどがありますので、分からないことがあれば遠慮せずに質問してみましょう。

何人かのケアマネに会ってみて、一番お願いしたいという方が決まったら、所属している居宅介護支援事業所と契約を結ぶという流れになります。

契約を結ぶ際は、あわせてケアマネジャーの連絡先を聞いておきましょう。何かあった時や、不安なことなどについて相談することができます。

「最悪なケアマネだ!」と後悔しないための選び方

ケアマネジャーの選び方

ケアマネジャーを選ぶ際には介護保険サービスに精通しているか、経験豊富かなどの能力はもちろんのこと、本人の人柄にも注目しましょう。ケアマネジャーは二人三脚で介護をしていくパートナーですから、親身になって話を聞いてくれたり、話しやすい雰囲気であるかどうかをチェックして、信頼できる人を選ぶことが大切です。

また、ケアマネジャーを選ぶ際の判断基準として、基礎資格を聞いておくこともおすすめです。ケアマネジャーは、介護福祉士や社会福祉士、看護師、薬剤師などの国家資格を持っている人しかなれないため、全員が介護や医療に関する国家資格=基礎資格を保有しています。

基礎資格によって、例えば介護福祉士であれば介護サービスに詳しく、色々な事業所とパイプがある、看護師ならば医療機関との連携がスムーズなど、得意分野が異なります。

そのため、利用者本人の状況などに合わせて、頼りになりそうな基礎資格をもっているケアマネジャーを選ぶとよいでしょう。

▼ケアマネジャーの選び方やポイントをさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

良いケアマネジャーの選び方とは?チェックしたいポイント5つを紹介

合わなければ変更も可能

「ケアマネジャーを探して担当をお願いしたが、契約してみたら態度が偉そうになった」「長くお願いしているうちに、段々と面談がいい加減になってきて、このまま任せておくのが不安」といった際には、ケアマネジャーを変更することも可能です。

変更をする場合は担当しているケアマネジャーに直接伝えるのではなく、所属している居宅介護支援事業所の管理者(主任介護支援専門員)に申し出ましょう。

「事業所ごと変えたい」という場合は、新しく依頼したい居宅介護支援事業所に連絡して、今担当してもらっているケアマネジャーから変更してお願いしたい旨を伝えれば変更ができます。

まとめ

今回はケアマネジャーの探し方について、順を追って分かりやすく解説しました。

要介護と認定された場合は、地域包括支援センターや市区町村の介護保険課に行き、自分でケアマネジャーを探す必要があります。地域包括支援センターなどで居宅介護支援事業所のリストをもらったら、いくつかの事業所に電話して、お願いできそうなケアマネジャーを探しましょう。

ケアマネジャーを選ぶ際は、能力だけでなく話しやすさなど本人の人柄にも確認して、ぴったりの人にお願いできると良いですね。

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この記事を書いた人:目黒 颯己

保有資格:高齢者住まいアドバイザー検定 ファイナンシャル・プランニング技能士(3級)
大学卒業後、株式会社ネオキャリアに入社。総合求人サイトの立ち上げの経験後、老後を自分らしく過ごすための情報サイト「ヒトシア」の立ち上げを経て介護施設・老人ホームの紹介事業を行っております。
現在はヒトシアと並行して介護士向け求人サイトも兼務しており、介護全般に精通しています。
参考:http://ksa-kentei.com/adviser/3695

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