アスリートからシニアまで、活き活きとした日常を過ごすための体幹強化ツール「オルキコントロール」についてご紹介

現在新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、外出自粛の動きが広がっています。

日本でも非常事態宣言が出され、家の中にひきこもりがちにならざるを得ない状況です。

このような状態ですと、特に高齢者は運動機能の低下による認知症の悪化など健康面の影響が懸念されています。

外出自粛による健康被害のお悩みをお持ちの高齢者はもちろん、介護の現場の現状を知ってもらうべく、今回ヒトシアでは自宅で出来る運動機能低下の改善をテーマにラックヘルスケアさんに取材を致しました。

自宅での待機による健康への弊害が気になる方は是非一度ご覧ください。

※今回取材は安全面を考慮し、WEB会議システムなどリモートでの取材で行っております。

ラックヘルスケア株式会社
設立:2000年9月7日
営業本部:東京都港区芝3-43-16 KDX三田ビル11F
TEL:03-5419-8050
FAX:03-5419-8051
HP:http://www.lac-hc.co.jp/

体幹の安定性を向上させる革新的なトレーニングツール

─── 御社で行われているサービスを教えて下さい

弊社では「オルキコントロール」というインナーマッスルを活性化することで体幹の安定性を向上させる今までになかったタイプの体幹トレーニングツールを提供しています。

オルキコントロールの対象者は幅広く、リハビリ中の方や高齢者車いす利用者アスリートパラアスリートの皆様へご提供させて頂いています。

オルキコントロールは操作性に優れており、直感的でバリエーション豊かなエクササイズによりインナーマッスル、体幹を効果的に鍛えることができます。

オルキコントロール

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

またシンプルな方法で様々な目的に合わせてトレーニングが可能です。

オルキコントロールを使用することで筋肉の動きを意識できるようになり、体幹を安定させるため、どのように自分のインナーマッスル、あるいは身体全体を使ったら良いか、その改善方法について理解を深めることができるようになります。

また専用のアプリで数多くあるトレーニングメニューの中から利用者に合わせた目的別トレーニングを行うことが可能です。

Olli RahnastoとKirsi Rahnasto

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

オルキコントロールを開発したのはフィンランド人の元プロテニスプレーヤーであるOlli Rahnasto氏とその妻であるこちらも元プロバレリーナのKirsi Rahnasto氏のアスリート夫妻です。

Olli氏は若い頃から幅広くスポーツに親しみ、他の競技でも優秀な成績を収めていましたが、最終的に彼が選んだのはテニスでした。

現在彼はフィンランドにおける最も成功したテニスプレーヤーの一人として知られています。当時の世界ランキングではTOP 100に入り、数年間にわたり国別対抗戦におけるフィンランドチームのキャプテンも務めました。

またテニスコーチとしてのプロ資格も保有しており、フィンランドテニス協会のヘッドコーチとしての経歴や、ドイツやノルウェーにおける指導経験も有しています。

現在ではコーチングやイベント開催など幅広いかたちでスポーツに携わっています(ちなみにフィンランドの国民的な映画にも若い頃出演したことがあるそうで母国での認知度はかなり高いです)。

 

オルキコントロールは一見するとシンプルで果たしてこのツールにそのような効果が期待できるのかと疑念を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながらご安心ください。

このオルキコントロールは元アスリートである彼らならではの現役時代の経験とそれに裏打ちされた確かな理論が集約された革新的なトレーニングツールなのです。

テニスとバレエという2つの異なるスポーツで活躍したふたりですが、そこに共通していたのは体幹の重要性でした。

今でこそ体幹やインナーマッスルといった言葉は皆が知るところとなっていますが、彼らが現役時代にはまだそういった考えも一般的ではなく、当然のことながら体幹やインナーマッスルを活性化、トレーニングするツールは限られていました。

そのような状況下で彼らは自分たちなりの方法で体幹トレーニングを重ねていく事で、効果的なボディコントロール、つまり体幹を安定させる鍵となるものを見つけていきました。

そして引退してからも世の中には体幹やインナーマッスルを鍛える効果的なツールが出回っていなかったことから、Olli氏とKirsi氏のふたりは自分たちの経験をもとに自分たちの手で手軽にボディコントロールを向上させるツールを開発できないか考え始め、そこから10年に及ぶ研究と試作を経て、体幹の安定性を向上させるこのオルキコントロールに辿り着きました。

そして初めて原型モデルが完成したのは2012年の事でした。

 

─── どうしてこのようなサ-ビスを立ち上げられたのですか?

オルキコントロール

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

私たちラックヘルスケア株式会社のLACの名称はLife Assistance & Careの頭文字に由来しています。

オルキコントロールはそのうち”Life Assistance”を担うような、つまり生活の質を維持向上させるための手助けとなるようなツールであると思っています。

これまで当社はどちらかというと車いすや歩行車といった、もう既に何かしらの障害が現れてしまった方々のケア ”Life Care”の分野の商材を主に取り扱ってきました。

しかしながら事業立ち上げから20年経過したいま見えてきたものは、そういったケアももちろん重要ですが、そうならない為の活動が今後の日本社会において必要になってくるという事でした。

ちょうどこの記事を執筆している2020年4月現在は新型コロナウイルス、COVID-19が全世界的に猛威を振るっており、ウイルスに感染しないよう皆がマスクを着用し、テレワーク、時差出勤などをして極力人との接触を減らすことで感染リスクを下げようと必死に予防対処している状況です。
この状況がまさにここで説明したい状況と一致しています。

病気や身体に障害が出たからと言ってそれで豊かな人生が送れなくなるという事では決してありませんが、やはりこれまで出来ていたことができなくなり、最悪の場合、寝たきりになってしまう可能性は十分にあります。

また財源縮小などに伴う医療、介護制度の先行きが不透明な昨今、まずは自分たちがそういった状態に陥らないよう日々どんな些細なことでも良いので努力していくことが重要だと我々は考えており、そのための手段や方法を提供したいと考えています。

そして、このようなタイミングで目を付けたのがこのオルキコントロールでした。

体幹トレーニングは胸筋など外側の筋肉であるアウターマッスルを鍛えるのとは違い、トレーニングをしてもその効果が視覚的にわかるものではありません。

そのため効果が得られているのか分かりづらくあまり注目されてきませんでした。

しかし体幹トレーニングやインナーマッスルを活性化することが身体に及ぼす影響は大きく、ケガや病気の予防、腰痛予防やそういった症状の改善等、多くの予防効果が期待できます。

実際に現在活躍しているプロスポーツ選手の多くは体幹を鍛えることで身体の芯がブレなくなり様々な身体活動にポジティブな効果があるとその重要性ついて提唱しています。

そういった影響もあり今ではトレーニングの一つとして普及されつつありますが、皆さんがイメージする体幹トレーニングはどういったもので、どういったツールをイメージしますでしょうか?

実際のところ体幹トレーニングの多くが自分の体重を利用した自重トレーニングが主流であり、これまでリハビリの時など高齢者、障害者の方が体幹トレーニングに取り組むには制約があったと思います。

このオルキコントロールはいたってシンプルですが、これまでとは一線を画す、ありそうでなかった体幹トレーニングツールです。

 

詳しい使用方法については後述しますが過剰に負荷がかかる体幹トレーニングではないので一般の方はもちろんですが高齢者の方々にも無理なくお使い頂けます。

さらに座った状態でも使用することが可能なので車いす利用者の方が普段お使いの車いすに乗ったままでもトレーニングが可能とまさに革新的な体幹トレーニングツールなのです。

革新的な体幹トレーニングツール

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

使い方は反復運動させるだけ!ポイントは正しいフォーム?

─── 使い方について詳しく教えてください。

使い方はいたってシンプルで、おへその前にハンドルを構え、10時から2時の方向の間を反復運動させるだけです。

この動きは一番簡単なものですが、この他にも専用アプリや動画で様々なトレーニングパターンをご紹介しています。

OLKIControl

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

オルキコントロールを使った体幹トレーニングにおいて最大のポイントはこの反復運動の中で進行方向とは逆方向に切り換える、この切り換えのポイントです。

オルキコントロールには車輪がついているので一度力を入れて動かすと例えおもりを載せていたとしても暫くの間は惰性でそのまま進行方向に動き続けます。

そのためこの反復運動で力を必要とする瞬間はこの切り換えの時だけであり、これが高齢者や障害を持った方でも体幹トレーニングが比較的容易に行えるとお伝えした理由です。

この切り換え時に必要な力を開発者のOlliは「カウンターフォース」と呼んでおり、オルキコントロールはこのカウンターフォースを応用した画期的な方法で体幹やインナーマッスルを効果的に強化します。

一方で、一部のアスリート利用者の方からは、もっとおもりを追加して負荷を大きくしたいというご意見を頂きますが、このトレーニングツールは筋肉量を増加させるのではなくインナーマッスルを目覚めさせ活性化することに主眼を置いているのでアスリートの方々など比較的身体能力に自信のある方にはメインの筋力トレーニングの前に身体を目覚めさせる準備として、それぞれの用途に応じた使い方をして頂ければと思います。

オルキコントロール専用アプリ

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

オルキコントロールを使った体幹トレーニングでのポイントは正しいフォームを身に付け、体幹やインナーマッスルをはじめとする筋肉の動きを意識することです。

どのトレーニングにも共通することですが、基本となるフォームや動きを身に付けることがトレーニングの効果を最大限発揮する一番の近道といえます。

実際にオルキコントロールを使って体幹トレーニングを行って頂くと、よく「おもりを載せている台座が反復運動中に浮いてしまうのでもっとおもりを載せたい」といった声や「台座が傾いてストッパーが地面に引っかかってしまうのでトレーニングの妨げになる」といったご意見を頂きます。

しかしこれはまさに正しいフォームでトレーニングが行えていない状態なのです。

台座が浮いたり傾いてしまう理由は、そうならないようにオルキコントロール本体を地面に水平に沿わせながら動かすための体幹がまだ備わっていないということなのです。

是非お使いになる際は、台座が浮いてしまわないよう注意してトレーニングをしてみてください。

そうするときっと今まで意識していなかった筋肉が活性化していることが感じられるはずです。

当社サイトの製品ページで動画やアプリで体幹トレーニング方法の紹介をしておりますのでご興味がございましたら是非ご覧ください。

参考:OLKIControl製品情報 | ラックヘルスケア株式会社 | 日本

体幹トレーニング方法

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

複数の予防・改善効果があり、歩きながら使うことできる

─── 導入する利点について詳しくお伺いできますか?

主に体幹強化をはじめ腰痛予防やその改善、そして運動機能やボディーバランスの向上といった効果が期待できます。

そして何より、重いものを持ち上げたりするような過剰な負荷をかけるトレーニングではない為、高齢者や障害を持った方々にもお使い頂ける点が最大のメリットです。

オルキコントロールは当初アスリート向けに開発されましたが、その効果の検証段階で腰痛予防やその症状改善にも効果があることがわかりました。

そのため今ではアスリートの方はもちろんですが多くの一般の方にもご利用頂いています。

既に腰痛に悩まされている方については体幹を鍛えることで痛みの改善が期待できますし、またデスクワークに従事している方などの腰痛予防としても効果が期待できます。

また障害を抱えている車いす利用者の方においては、普段使用されている車いすに乗ったまま体幹を安全かつ効果的に鍛えることができ、運動能力やバランス能力の向上が期待できます。

高齢者の方においては、バランス感覚の維持と向上によって転倒事故や怪我の予防になり、介護施設などでの理学療法やトレーニング、リハビリにおいて基礎体力向上が期待できます。

具体例を挙げると、オルキコントロールを使った体幹トレーニングを歩きながら行うことで歩行訓練の一環としてもお使い頂けます。

このようにアスリートの方だけではなく、パラアスリートなど障害を持った方や高齢者など普段体幹トレーニング方法が限られていた方々にも幅広い可能性を提供できるユニークな体幹トレーニングツールであると考えています。

ユニークな体幹トレーニングツール

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

幅広い分野で愛用され高齢者や障がい者の方から高く評価

─── どのような方がサービスを利用されることが多いですか?

本国フィンランドにおいてはアスリート/パラアスリートの体幹トレーニングに始まり、障害を持った方や高齢者の方に対する理学療法、そしてリハビリなど幅広い分野でご利用いただいています。

現在日本では車いすバスケットボールチームといったパラアスリートの方々や障害者の方にご利用いただいています。

まだ取り扱いを開始したばかりですが、当初よりオルキコントロールの効果を最大限享受して頂けるのは高齢者の方々や障害者の方々だと考えています。

まずはアスリートの方々の感想を頂きながら徐々によりよいサービスを展開していき、今後日本でも本国フィンランド同様に高齢者の方の運動機能維持向上や介護予防、そして腰痛症状の予防改善、またリハビリにおける歩行訓練の一環としてご利用頂きたいと考えています。

この記事を掲載できたのも何かの縁ですので、こちらをお読みになって興味が湧いた方は是非一度弊社までご連絡頂ければと思っています。

最後にこちらはパラ陸上競技のフィンランド代表のレオペッカ選手です。

金メダルを5回獲得し100mの世界記録保持者でもあるのですが、彼もトレーニングの一環としてオルキコントロールを使用しています。

レオペッカ選手

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

─── 実際のお客様の声を教えていただけますか?

車いすバスケットボールチームの選手からは最初に比較するとトレーニングの強度は増しており、確実に身体は変化しているとのご意見を頂きました。

他にも脊髄損傷者の再歩行を目指すことに特化したトレーニングジムでもご使用頂き、トレーナーと利用者双方より、普段鍛えることのできない筋肉に刺激が入るのが感じられるとの声を多数頂きました。

また下記は本国フィンランドで頂いた著名な理学療法士の方々のご意見です。

長年のリハビリでの経験から、私はオルキコントロールがこの分野において非常にユニークなアプローチだと感じました。

革新性と人体についての深い理解を併せ持った本製品は、より良いリハビリ成果への重要なステップの一つだと考えています。

年齢や身体状態を問わず、特に背中や腰に問題を抱えている方々の助けとなります。エクササイズ方法の習得は比較的容易であり、本製品でのエクササイズには危険を伴いません。

スポーツトレーニング、リハビリ、コーチング、理学療法、そして高齢者のケアに当たっている多くの方々に本製品を取り入れ、トレーニングを行っていただくことを望んでいます。

Jarmo Ahonen

Jarmo Ahonen

理学療法士
ピラティスインストラクター
フィンランド ナショナル バレエオリンピックチーム 在籍

引用:OLKIControl製品情報 | ラックヘルスケア株式会社 | 日本

オルキコントロールは体幹を鍛え、活性化させるためのツールとしては手頃で簡単に使え、非常に優れています。日常的に使用することで良い効果を生み出します。

初期費用はさほどかからず、どこでも使え、得られる効果はとても素晴らしいものです。

よく言われることですが、シンプルなものほどその効果は絶大です。

Hannu Luomajoki

Hannu Luomajoki

PhD, 筋骨格理学療法 教授

引用:OLKIControl製品情報 | ラックヘルスケア株式会社 | 日本

オルキコントロールは慢性的な腰痛に対する理学療法に適しています。

利用者はそれぞれの筋肉が持つ役割に気づけるようになります。

私のクリニックにあるジムに通う腰痛を抱えた患者の方々に利用してもらっていますが、皆さんこの製品に非常に満足しています。

Vesa Lehtola

Vesa Lehtola

PhD, 理学療法士

引用:OLKIControl製品情報 | ラックヘルスケア株式会社 | 日本

─── 御社の今後のビジョンについて教えてください。

当社は“be Active for independent” をスローガンに、「元気で、自立した人生」を願う方々に、質の高い福祉用具の提供と医療専門職向けのセミナー事業を20年にわたり展開して参りました。

今後はこれまでの経験を生かし、ケアが必要な方々のみならず、より多くの方々の生活をサポートするツールやメソッドを通じて社会に貢献していきたいと考えています。

まとめ

オルキコントロールを利用することにより免疫力の低下を防ぎ健康被害からの予防・対策に極めて効果的だとお分かりいただけたのではないでしょうか。

また、医療・介護現場が先行きが不透明の今、自宅待機中にオルキコントロールを使って運動不足を解消して基礎体力向上に努めるなど、一人ひとりが危機感を持ち今できることを積極的に取り組んでいくことが大事です。

株式会社ラックヘルスケア

画像提供:ラックヘルスケア株式会社

 

今回ラックヘルスケアさんは以前取材させてもらったユニバーサルトレーニングセンターの菅原様のご紹介でこの度取材させて頂きました。

【徹底取材】障がい者や高齢者でも当たり前に運動できる社会を創出する!ユニバーサルトレーニングセンターとは!?

新型コロナの影響で世の中が大変な状況だからこそ、弊社では共にこの状況を乗り切るべく引き続き取材を通じて介護・シニア・エルダー業界を盛り上げていければと思います。

またご紹介経由での取材をお待ちしております。

ヒトシア編集部

ヒトシア編集部ヒトシア編集部

ヒトシア編集部です。 シニアの方々の、これからの人生がイキイキとなるような記事を執筆していきます。 毎月、ヒトシア編集部員が旅行、趣味、健康・美容、終活、介護についての先進的な取り組みをしているサービスや企業の事例をお届けします! フェイスブックを登録するとお得な情報を素早く取り入れることができます。

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