特養の入所条件について解説!要介護3と認定されなくても入所する方法も併せてご紹介

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比較的安価で最期まで介護をしてくれることで人気のある特養ですが、現在は原則要介護3以上出なければ入所することができません。
以前は、他の介護保険施設同様に、要介護1以上で入所できていましたが、待機者問題などによって2015年度より制度が変ったのです。
要介護3以上ということは、家庭の介護が難しいと感じる段階であり、家族からすれば要介護3以上に限定されることによって、入所の順番が早くなることが期待できるでしょう。
一方、要介護1や2の方は、特養への入所を希望していても、原則入居することができないので、他の施設を探す必要があります。

特例入所として特養に入所ができるケースも

上記で、『原則要介護3以上』でないと入居ができないと解説しましたが、要介護1や2でも『特例入所』として入居することができるケースもあります。
そのケースとは、
①認知症により、日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎 通の困難さが頻繁に見
られ、在宅での生活が難しい状態である。
② 知的障がい・精神障がい等を伴い、日常生活に支障を来すような症状・行動や意 思疎通
の難しさ等が頻繁に見られ、在宅での生活が困難な状態である
③ 家族等による深刻な虐待が疑われる等により、心身の安全・安心の確保が難しい状態で
ある
④単身世帯である、同居家族が高齢又は病弱である等により、家族等による支 援が期待で
きず、かつ、地域での介護サービスや生活支援の供給が十分に認め られないことにり、
在宅での生活が難しい状態である
以上の4項目になります。

特例入所に該当すると思う方は、まず希望する特養に連絡し、専用の申込用紙に記入し提出しましょう。
後日、特例入所として入居することが可能か連絡が来ます。

「特養待ち」をしなければいけない地域もあるので注意

全国的にまだまだ特養は待機者が多いとされており、入居を希望してもすぐに入ることができないのが現状です。
新規オープンする特養は、そもそも待機者がいませんので、即日入居できる可能性は高くなります。
しかし、特養が少ない地域や、特養の数に対してそれを上回るほどの高齢者の数がいる地域では、特養待ちをしなければならないケースもあります。
その待機期間は1年以上待機をしなければ入居できないケースも珍しくありません。

では、特養を待機している期間に何もせずに在宅介護をするしかないのかと言うと、決してそうではありません。
例えば、ショートステイを連続利用して家族の負担を軽減する『ロングショート』があります。
他にも、少し経済的に余裕があればサ高住やグループホームに入居する方法があります。
いずれも、要支援1・2の段階で入居することが可能ですので、そのまま要介護3になるまで待機する方法もあるでしょう。

監修者:陽田 裕也

監修者:陽田 裕也監修者:陽田 裕也

資格:社会福祉士 生活相談員 介護福祉士 介護支援専門員
2001年介護福祉士の養成校を卒業と同時に介護福祉士を取得、翌年には社会福祉主事任用資格も取得した。 2002年から特別養護老人ホームで介護職員として勤務しており、その後、同一施設内で生活相談員や施設ケアマネジャーなどを経験しながら社会福祉士の国家試験に合格した。 現在は副施設長を兼任し生活相談員として相談援助に携わっている。 今後は権利擁護への知見を広げるため、成年後見人養成研修にも参加予定である。

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