老健の入居条件とは?手続きの方法までご紹介

老健(老人保健施設)は介護保険施設のひとつで、入所条件は要介護1以上の人が対象となっています。

家庭と病院の中間的な存在として位置付けられており、リハビリテーションに力を入れて在宅復帰を目指します。

これらのことからお分かり頂ける通り、要介護1以上であっても、 機能訓練を意欲的に取り組む気持ちがなければ 断られることもあります。

また、集団生活であるため、重度の認知症であって、他の利用者に危害を与えるような可能性がある場合も難しいでしょう。

老健とは?費用やサービス、入居条件まで徹底解説

老健に入居するために必要な手続きとは

老健への入居申し込みは、ケアマネジャーや病院のMSW(メディカルソーシャルワーカー)が行ってくれるケースと、全て自分達家族が行うケースがあります。

自分達家族が申し込みを行う場合、直接希望する老健に出向くか、電話で入居したい旨を伝えます。

すると、老健から申込用紙を貰えるので、そこに必要事項を記入し直接その老健に提出します。

その際、現在飲んでいる薬の表(写真付きの説明書)やお薬手帳、担当ケアマネジャーの情報書類などの提出を求められる場合もあります。

入居申し込みをしたら、あとは順番を来るのを待つだけです。

途中で、現在何番目ぐらいに待機しているのか気になる場合には、電話などで尋ねると教えてくれることもあります。

老健にいつまで入居し続けることができるのか

老健は在宅復帰率が重要視されますので、最後まで過ごすことはできないと考えておくほうがいいでしょう。

多くの場合、契約の際に「この施設は最後まで過ごすことは出来ませんよ」「途中で他の施設に移動ししてもらうようになります」「(例えば)1年後には退所して頂くようになります」と説明がされ、3ケ月に一度、老健のなかで話し合いが行われます。そして退所のタイミングを判断されて次の施設などを促さます。

一方で、例外的にターミナルケアをしてくれるケースが主に2つあります。

  1. 心身状態が不安定で、別の場所に移動することによって本人への負担がかなりのものと予想される場合。
  2. 家族の強い希望がある場合。

上記のケースは稀なことですので、繰り返しますが、最後まで老健で生活はできないと考えて、途中で別の施設を探すなどするようにしましょう。

監修者:陽田 裕也

監修者:陽田 裕也監修者:陽田 裕也

資格:社会福祉士 生活相談員 介護福祉士 介護支援専門員
2001年介護福祉士の養成校を卒業と同時に介護福祉士を取得、翌年には社会福祉主事任用資格も取得した。 2002年から特別養護老人ホームで介護職員として勤務しており、その後、同一施設内で生活相談員や施設ケアマネジャーなどを経験しながら社会福祉士の国家試験に合格した。 現在は副施設長を兼任し生活相談員として相談援助に携わっている。 今後は権利擁護への知見を広げるため、成年後見人養成研修にも参加予定である。

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