グループホームの入居条件とは?入居待ちや退去のタイミングについても解説!

©k_katelyn/stock.adobe.com

グループホームはその名の通り、利用者をグループに別けて家庭的な雰囲気のなかでケアをする施設で、ひとつのグループは最大で9名とされています。
グループホームに入居するためには介護認定を受けて要支援2~要介護5の結果が出て、更に認知症と診断されている必要があります。
また、自分の住んでいる市区町村のグループホームしか入所することができませんが、全国的に数も多いので比較的短い待機期間で入居することができます。認知症と診断されても、粗暴行為、暴言、被害妄想など重度の症状があり、集団での生活が送ることができない場合はお断りをされるケースもあります。
入居申込の段階で、認知症が記載されている医師の診断書を求められる場合もありますので、事前に確認が必要です。

グループホームの入居待ちとは

上記でも少し触れましたが、グループホームは全国各地に数多くあります。
しかし、比較的安価な特養に比べるとその人気はやや劣るため、満室(満床)だとしても、1年も待つことは稀でしょう。
特養と違い、基本的には看取り介護を行いませんので、入居後別の施設に移り退所となり空がでるケースもあるので、急に空きがでることもあります。
(近年では看取り介護を積極的に行うグループホームもあります)

特定のグループホームにどうしても入居したいのなら、ひたすら待機するしかありませんが、そうでない場合は複数個所に申し込んで、空きが出たグループホームに入居するのも一つの方法です。
そのときは申込の際に「こちらだけでなく、他にも申し込んでいます」と伝えると親切でしょう。

引用:高松市 グループホーム待機者数

上記の表は高松市のHPですが、自治体によってはこのようにどこのグループホームが空いているか、待機者の数は何人ぐらいか積極的に発信している自治体がありますので、参考にするといいでしょう。

グループホームにいつまで入居し続けることができるのか

運営するグループホーム側からすれば、いつまでも入居して欲しいのが本音です。
それは、経営を安定させるため、入・退所の数を減らしたいからです。
先述しましたが、グループホームは原則的に看取り介護は行なわないことになっています。それは、看護師の配置が義務付けられていないため、そもそも看取り介護を行うだけの環境が整わないためでもあります。
しかし、近年では利用者・家族のため、経営を安定させるためにも、看護師を雇用して、主治医との連携の基、看取り介護を行っているグループホームが増えています。
もちろん、持病やその時の様態によって最期まで過ごせないこともありますので、生活をしていくなかで施設の担当者と話し合いをするといいでしょう。

監修者:陽田 裕也

監修者:陽田 裕也監修者:陽田 裕也

資格:社会福祉士 生活相談員 介護福祉士 介護支援専門員
2001年介護福祉士の養成校を卒業と同時に介護福祉士を取得、翌年には社会福祉主事任用資格も取得した。 2002年から特別養護老人ホームで介護職員として勤務しており、その後、同一施設内で生活相談員や施設ケアマネジャーなどを経験しながら社会福祉士の国家試験に合格した。 現在は副施設長を兼任し生活相談員として相談援助に携わっている。 今後は権利擁護への知見を広げるため、成年後見人養成研修にも参加予定である。

関連する記事

記事のカテゴリ