介護療養型医療施設への入居条件まとめ

介護も必要だけど同時に医療面でのフォローも必要な場合に頼りになるのが、介護療養型医療施設です。

これは、介護保険制度上での施設ですが、一般的には『病院』と呼ばれ、医師が常勤として勤務しているはもちろん、看護師も配置されています。

この施設に入所する条件ですが、介護保険施設として位置付けられるので『要介護1以上』とされています。

とはいっても、要介護1以上だからといって、その全ての人が対象にはなりません。

先述した様に、医療面でのフェローを必要としていることが要件になっています。

例えば、経鼻栄養、重度の糖尿病、外科手術の術後、重度の褥瘡などが該当し、急性期を対象とした病院から転院されて入居(入院)するケースが多いでしょう。

介護療養型医療施設とは?費用や廃止の理由などを一挙に解説!

介護療養型医療施設に入居するために必要な手続きとは

例えば、「うちのおじいさん介護療養型医療施設の対象かしら??」と思って、入居(入院)の依頼をするケースはあまりないでしょう。

介護療養型医療施設に入居(入院)する流れとして主に2つあります。

  1. 持病などが悪化して主治医より診療情報提供書を書いてもらい、介護療養型医療施設に入居(入院)する流れ
  2. 事故や大病などで急性期の大きな病院に入院し、その語状態が安定してから介護療養型医療施設に転院する流れ

よって、特養や老健などのように 必要性を感じて入居申し込み手続きをする というよりも、自然な流れのなかで介護療養型医療施設に入居(入院)するようになるので、入院前(転院前)の病院のMSW(メディカルソーシャルワーカー)が対応してくれて、準備を進めてくれるでしょう。

介護療養型医療施設にいつまで入居し続けることができるのか

介護療養型医療施設は病院ですので、原則として人生の最後を迎えることができません。

例えば、経管栄養として腸瘻をしていたとします。多くの特養では腸瘻の受け入れが難しので、胃婁に切り替えて状態が安定すれば、退所(退院)への支援が行われ、特養や老健に移動することになります。

あるいは、重度の大腿骨頸部骨折をした後手術をして、介護療養型医療施設に転院した場合には、期待できる機能までリハビリテーションによって回復すれば、在宅復帰の支援がされます。

※経管栄養法とは、口から食事を摂取できなかったり、摂取が不十分な人に消化管内にチューブを挿入して栄養剤を注入することをいい、手術によって穴を開けます。

点滴などから栄養をとる方法に比べて、消化管を使うので自然な栄養投与方法であり、より安全性が高く、費用が抑えられるとされています。

但し、状態が急変した場合や家族が強くターミナルケアを希望した場合は、最後まで支援してくれるケースもあります。

ある特定の要介護度になった時点で退所(退院)を進められるというより、その方の心身状況が、介護療養型医療施設の対象でないと判断されると、退所(退院)を進められて、MSWが在宅復帰も含めて次の行き先を検討してくれます。

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監修者:陽田 裕也

監修者:陽田 裕也監修者:陽田 裕也

資格:社会福祉士 生活相談員 介護福祉士 介護支援専門員
2001年介護福祉士の養成校を卒業と同時に介護福祉士を取得、翌年には社会福祉主事任用資格も取得した。 2002年から特別養護老人ホームで介護職員として勤務しており、その後、同一施設内で生活相談員や施設ケアマネジャーなどを経験しながら社会福祉士の国家試験に合格した。 現在は副施設長を兼任し生活相談員として相談援助に携わっている。 今後は権利擁護への知見を広げるため、成年後見人養成研修にも参加予定である。

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